タクシー乗務員になって一年半になる。


スピリチュアルカウンセラーの師匠に『タクシー乗務員なんかいいんじゃない❓』と言われて、その日のうちに今の会社の面接を受けた。


思い立ってからの行動はマッハのように速いのが自分の特徴である。

やらないで後悔するより、やって後悔して学んで来た。失敗した経験からの方が学ぶことが多い。


お金を失ったり、ある時は人からの信頼を失ったこともある。友達を失ったこともある。

でも、それ以上に学んだことの方が多い。


色々なことで友達を失うこともあったけど、それは本当の友達じゃなかったかも知れない。

要するに、ご縁がなかった、と言える。


友達なんか居なくたって何とかなる、と言いたいが、居て損がないのも友達。

他人だから、好き勝手なことや、自分より自分のことをよく知っていて、自分では考えもつかないアドバイスをくれるのも友達である。


友達の数は少なくて良いんじゃないだろうか?

友達を失くすことを恐れてはいけない。

女子にありがちな「友達を失くしたくない」という思いのあまり、自分をころして人付き合いはしない方が良いと思う。


元妻は、人付き合いを重視するあまり、主にママ友の付き合いだが、自分の想像以上に人に気を遣い、考えながら行動していた。

旦那の会社や肩書きも大事だった。


そんなの本当の人付き合いじゃないよ、と感じたけど、何も意見しなかった。

まあ、価値観の相違というやつだ。


女性はそういう特質がある、とも感じた。

だから、否定はしなかったけれど、相容れないものを感じた。


ある時、ママ友ファミリーのテニスに参加した。

多少、ハイな気分つまり双極性障害の軽躁状態で、その集まりでよく喋り『パパさんはよくおしゃべりして、まるで口から産まれて来た人みたいで楽しい人ね』と、他の家族は大笑いして楽しんでいた。


家に帰ってから、思い切り叱られた。

『恥ずかしいからやめてよ』


何が恥ずかしいんだ、皆んな楽しんでたじゃないか?


これが価値観の相違である。

結婚した相手をお互い間違えた悲惨な結果である 笑。


話しが脱線してしまった。

さてさて、ママさん乗務員とタクシー乗務員不足対策のお話しだ。


一昨日、両替するために会社に戻って来たら、これから出庫する美人ママさん乗務員さんが、車を洗車していた。

よく立ち話をする仲間なんで声を掛けると、どうやら鳥の糞をこぼされて、それを洗っていた。


水切りワイパーの優れもの(三千円近くしたから💦)を島忠ホームズでこの前買ったので、

「どれどれ」とその効果を試す機会が訪れたのだ。

点呼をママさんが受けている間に、鳥の糞を洗い流し、水切りワイパーを使ってピカピカにしておいた。

「あらぁ✨キレイになった」と、感謝されたのは言うまでもないが、


「さっき、ベビーカーに赤ちゃん乗せたママさんとお話ししてたよね?ママ友ですか?」


『いやいや、あの人うちの乗務員さんよ』


「えっえ〜、見たことない人ですよ?」


『いやいや、あなたより長く勤めている人よ、〇〇さんって言うのよ』


「いやぁ〜、一度会った記憶ないなぁ〜」


『そのうち会うわよ☺️』


そうしたら、午前中にガススタンドにガス充填に行ったら、JAPAN タクシーに乗るその方にバッタリ遭遇した。

まだ、会話はしたことないので、こっくり会釈のご挨拶。


「ホンマや、会う時には会うもんだ」


それで、その後事務所に行く機会があったので、所長に聞いたら、「しばらく休んでたから、会うことなかったんじゃない」


勝手な想像で考えると、いくらシフトが裏のシフトでも、会社の近所の寮に住む自分が会わない乗務員さんはほぼ皆無。


ベビーカーの男の子は一歳過ぎたくらいかな。

産休と育休を取ってたんじゃないかな。


そこで私は閃いて、よく立ち話をするそのママさん乗務員に提案した。


今の交通放棄じゃ無理だろうけど、ママ乗務員を増やすため、タクシー乗務員不足を補うために法令を改正して、助手席にさチャイルドシート装着して、自分の子供乗せながら仕事するってどうよ?


保育園に預ける費用も手間も省けるし、自分の子供とずっと一緒にいれるから、何よりも安心でしょう?

4人のお客さんなんて、断っちゃえばいいんだよ。

「ママさん乗務員なら仕方ないね」って、皆んな言うはずだよ。


『何だよ、子供乗せてんのかよ』なんて、日本の未来を考えてない奴は、


「あんたの老後は、この子が成長して働いて収めた税金で生活するのに、なに言うとるのよ」


って乗車拒否よ。車外に放っぽり出しちゃえば良い。

会社やタクシーセンターへ苦情が来たら、

『日本の将来を考えない非国民』として、逆訴訟起こしちゃえば良い。


自分がそんなママさん乗務員が、助手席に赤ちゃん乗せてたら、降り際にタクシー料金の他に、

「これでお子さんに、何かお菓子でもあとで買ってあげてよ」って、絶対チップ渡しちゃうな。


子供にとっても、いつもママと一緒なら安心だろうし、母乳が必要な赤ちゃんなら、哺乳瓶に溜める必要なく、「ハイ、ちょっと休憩」って、専用カーテン引いて、「ハイハイ、おっパイのお時間でちゅ〜」なんて・・・


そうしたら、働くママさん乗務員増えるだろうなぁ〜

きっと、マスコミも赤ちゃんやママさん情報誌の記者からも話題になって、会社に取材殺到?

そして、乗務員増えて会社の利益も上がる、なんて・・・


夢物語のようだけど、現場を知らない政治家や役人が作ったライドシェア制度より、有効的だと思うのは、私だけだろうか?


運転好きだけど、その才能や技術を子育てのために使えないママさん、たくさん世の中にはいると思うけどなぁ〜。

子供が少なくなって将来危うい日本を救う一つの方法のような気がするなぁ〜。


その男性版「パパさん乗務員」だって、ありだな。

入社する前に乗った、ダッシュボードに堂々と自分の子供の赤ちゃんの写真を置いていた、夜勤のあの人なら手を挙げるはずだよ、きっとね🤣


こんな制度、誰か作ってよ。

女性議員に提案してみよう。