私の会社には労働組合がある。


会社に約2年前に入社して、給料明細を見て気がついた。


毎月労働組合費2,500円が天引きされている。

私は、労働組合に入る、と意思表示したことも、打診もなかった。

でも、組合費は天引きされている。


労働組合のある会社で働くのは、これが初めてである。

まあ、こんなものか、と思って何も言わなかった。


勤務が休みの日に、たまたま労働組合の大会があった。

役員の改選決議があるから、定期的に開かれている大会のようだ。


経験の少ない私の知識で、労働組合の存在意義を考えてみた。

まず、労働環境の改善、そして春闘で新聞の話題になる給料のベースアップとか。


『うちの会社の労働組合って、何か機能してるの?』という疑問が湧き上がる。


お正月にお年玉として何千円支給された。

昨日、ユニバーサルドライバーの講習に参加したら、お手当で三千円支給された。


しかし、肝心の労働環境とかベースアップで会社の経営陣に対して、働きかけしてるのだろうか?


けちで有名な経営者に対して、モノ言えてるの?


会社にあるトイレは、もう今や化石のような和式トイレである。

ウォシュレットにして欲しいが、せめて洋式トイレにして欲しい。

リュウマチで膝が悪い私は、しゃがめない。

しゃがんだら最後、立ち上がるのに大変な苦労をする。

してないので、するだろう。


そんな労働環境すら、改善されてない。

される感じもない。


タクシー乗務員の給料は、売上げに応じて歩合給である。

働かないとゼロ。つまり基本給は給料明細には記載されているが、ないのと同じ。


こういうものが、労働組合の活動で会社側は、その要求に応じて、何らかの改善はなされるのだろうか?


今度、役員の人にその疑問をぶつけてみよう。

月に組合費2,500円。年間に換算すれば30,000円。

決して安くない金額なのだ。