東京新聞の3月29日夕刊にこんな記事が掲載されていた。


兵庫県姫路市の県立高校の卒業式で、こんなことがあった。


髪型が校則違反なので、卒業式を隔離されて別室で受けたという。


その生徒は長髪で「高校生らしく清潔なもの」という校則に違反しているので指導をしたら、「コーンロー」という黒人文化の伝統とされる編み込みの髪型にしたそうな。


昭和の真っ只中生まれの私の印象は、「どう見ても高校生らしい清潔な髪型じゃないよ」


別室で卒業式に参加し、自分の名前を呼ばれても返事をするな、とまで言われたそうな。


本人は名前を呼ばれる前に帰宅したそうな。


県教委の見解は、「事前に相談されれば、違った対応が出来たかも知れない。生徒に寄り添う姿勢に欠け、教育的配慮が足りなかった」と。


これは、個性を尊重してないなんて言いがちなマスコミや世間の声を気にした模範的な回答をしたつもりなのか。


こんなもん、校則に違反しているんだから、処分して当然ではないか。


生徒に寄り添う姿勢って何よ❓


明らかに、校則に反発して個性を尊重してよ、なんて一人よがりの考えではないか❓


学校を出て大人になってから、髪型とか個性を出せば良いこと。

決められている校則を守る、ということは、社会に出てからもルールに則って、社会生活を送る基本になるものでしょう❓


そんなものすら守れずに、個性を主張しても場合によっては受け入れられる土壌もあるだろうけど、ほとんどがアウトじゃないのかな❓


こんなことから、生徒に寄り添う姿勢なんて言っていたら、収拾がつかないだろう。


第一、一般的な会社じゃ認められないだろう。


クラブDJとか個人の能力を発揮する分野でしか通用しないでしょう。


そういう善し悪しが分からないうちは、規則を守らせる指導も必要。

大騒ぎすることはない、と私は思う。