イナゴ | 松尾慎吾 沖縄三線・沖縄民謡ライブ情報*blog

イナゴ


月曜日の最後の教室、マザーシップ。最近は生徒さんのお土産や差し入れが多く、途中で適当なお茶休憩が入ります。 今日はフランスのチョコレート菓子と京都の八ッ橋、生徒さん手作りの(作ってくるのは五十代男性のタカオさん)大学芋と紅芋の甘いもの、さらに柚子風味の甘酒。甘酒は寒いだけに嬉しいね。

別の時には手作り生キャラメルだったり、忘年会の時には宴会用料理を全部バッチリ作って来てくれたり。ニジマスの燻製とか、餃子とか、サラダから何まで全部! これがまた作った物が全部美味しいから凄いです。 それだけでなくピアスやネックレス、三線用のピックまでも、まるで売り物のように綺麗に仕上げて持って来る。 めちゃくちゃ多趣味でボーリング、麻雀、釣りはプロ級。
タカオさん、いつ仕事してるのかなぁ…(笑)。
…という訳で、マザーシップ女子の心をわしづかみして離さないっす。

教室の後、打ち上げの庄屋にタカオさんが持って来てくれたのは「イナゴ」。懐かしい~! 昔は三鷹でもいっぱい捕まえたけど、イナゴというだけに、稲にたかるのが味も大きさも良いらしいっす。見た目が思いっきり昆虫なので、ダメな人はダメでしょうね。
山椒がピリッと効いて非常に美味しいっす。

小学生の時、カマキリを飼ってたのだけど、えさは自分がイナゴを捕まえてあげてました。たくさんいたからカマキリは食べ放題で嬉しかっただろうなあ。
自分に馴れたし。…カマキリは馴れるんですよ。テーブルの上に出して家族4人で手を差し出すと、百パーセント自分のところに寄って来た。自分の手の上に乗ってじーっとしてましたよ。
虫でも、トンボやカマキリみたいに頭がクルクルと回るやつは頭良いのではないかな。

最後は秋深くなってイナゴが捕れなくなり、仕方なく家の中のカマドウマ(別名便所コオロギ)を捕まえてあげたら、美味しく無いらしくて、ちょっと食べてから食べ残し、以後二度と餌を口にしなくなり、11月に入ってから死にました。 ちゃんと庭にお墓を作って埋めたなあ。一寸の虫にも五分の魂ってホントだね。 イナゴも感謝して食べないと。

いっぺーにふぇーでーびる!