松尾昭彦オフィシャルブログ「野球と私とパラノイア」Powered by Ameba

生きていました、深海で。

深く深く潜っていました、夢の続きを想像して。

だから見上げていました、いつだって空は青だと信じて。

気の向くままに流されて、立ち止まっては、また流されて。

僕は生きていました、深海で。

そんなわけでアコースティックアルバム「シーラカンス」の発売まであと少し。

アコギの音と声しか入っていませんので、届くか届かないか、そんな作品が10月17日にリリースです。

振り返ってみます、今だからこそ。


レコーディングは今年の1月、大阪にて。

何とも言えない緊張感、未来を引っ張り出すような、そんな時間でした。

僕をこの世界に投げ込んでくれたナインスアポロ渡辺さんと共に、究極の原点回帰。

期待と不安なんておまけみたいなもの、進めば目的地には必ず辿り着く、そんなことを思っていました。

その時録った何曲かを持って、音楽活動を再開しました。

10年振りのデモCD、ギターを背負って、ふらふら、ふらふら。

いろんな人と再会して、また新しいい出逢いがあって、酒飲んでブッ倒れて。

そんな中バンド活動も再開しました。

ベースを引っ張り出して、あーでもないこーでもない。

でも、良い歌が書けました。

「あの日の続きを始めよう」、ほんとにそう思いました。

最近は、全国をふらふらしながら、また一から頑張っています。

この話は、またいつの日か。


皆に救われて、僕はまたライブハウスに帰ってきました。

また会えた人、新しく出会った人、これから出会うだろう人。

人に生きて人に生きる、失ったものは多いけど、僕は幸せな男です。
これから、まだまだ旅は続きます。

変わったもの、変わらないもの、僕の音楽人生はまだまだ続きます。

年末までいろんな街に行きますよ、また会えたらいいですね。

待ってますから、ライブハウスで。


色鮮やかなシーラカンスが、あなたの元へ辿り着くことを願いながら。

キャッチアンドリリースなんてお洒落なことは、僕が気づかない場所でよろしく!!笑