平成29年予算提案の趣旨 | 「温故知新」 鎌倉市長 松尾たかし

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人口減少、少子高齢化が進む、これまで誰も経験をしたことのない時代を迎える今、持続可能な都市経営を進めるためには、『子どもたちが健やかにそして健全に育つまち』をつくることが最も重要であると考えます。

このまちで子どもを産み、育てたいという想いが世代間で引き継がれていく。まちに子どもの元気な声が響きわたり、街中に笑顔が溢れる。地域が子どもを育て、そして地域も成長する。子どもからお年寄りまで、そして、社会との関わりの中で何らかの障害に直面している人も含めて、全ての人たちが生き生きと楽しく暮らすことのできるまち、そのような『共生社会』を築いていきたいと考えています。

 

鎌倉市の合計特殊出生率は県内でも非常に低く1.20であるのに対し、希望出生率は1.74です。これは、このまちで子育てをしたいと思っているができない、環境が整えば子どもを産み、育てたいと思っている方々が数多くいるということの表れだと考えています。

このため、平成29年度予算は、こうした市民の皆様の想いを叶え、元気な活力のあるまちをつくるため、子育て支援や教育の充実とともに、市内に雇用の場を確保することや就労機会を創出することなどに取り組むこととしました。

 

子どもたちの健全な成長が鎌倉の未来を明るくする』という想いを盛り込みながら組み立てた予算の基、平成29年度も全力で市政運営に取り組んでまいります。