褒める技術 | だから私は右で打つ

褒める技術

今、とても弱いチームを受け持っています。

心も頭も技術も弱弱です。

弱くってなかなか強くなれないチームに何が足りないのかなってよく考えてました。

一つの結論は褒められることです。

すごく弱くて、自信がないチームは極めて方向性がない。
なかなか強くならくて、いつも同じ堂々巡りなチームもしかりだと思います。
勇気がなくて一歩が踏み出せなくてその場でぐるぐる。
いろいろやってみるけど、気付いたら同じところに戻ってきてぐるぐる。
ひたすら迷っているように僕には見えます。

そんな時に選手がなにか行動したこと、プレーしたことに一つ点を打ってあげて、褒めてあげる。
その点が次の一歩を踏み出す勇気になって、モチベーションになって、新しいフェーズへの道標になるのかなと思います。

その褒める点をどう打つか、いつ打つか、何に打つか、誰に打つか。
そのセレクトの巧妙さが褒める技術なのかなって思います。











かくいう私もいまだに自分のターニングポイントはあの【褒められた事】だ。というのがあります。
泣きましたね、私。バスの中で。携帯を握りしめながら。

選手は兎に角チャレンジしてみること、尖ってみること(調子乗るんとはまた違う)。
まず今と違うところへ一歩。




そんな能書き垂れてないで、はやく選手に戻りたい今日この頃です。