どうも松岡です。
昨日20年振りに小、中学校の同級生2人(森本くんと春山さん)と再会しました。
久々すぎてお互いになんと呼び合っていたのかも覚えてない。
2人ともとーちゃんにもなってるし、かーちゃんにもなってた。
会社の経営をやってたり、ボランティア活動をやってたり。
20年振りに会った2人は、1つ1つの言葉がいちいち格好良いし、いちいち優しい。
もう最高に楽しかった。
そんな楽しい2人と「なぜ20年間会わなかったのか」には理由があって、今日はそんな話を書きたいと思います。
(長くなるけど読んでもらえると嬉しいです)
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松岡の過去
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僕、小学校の時、いじめられっ子だったんです。結構ゴリッゴリの大ごとになったやつですね。
上靴がゴミ箱に捨てられてたり
机と椅子がなくなってたり
黒板に「松岡死ね」って書いてたり
帰宅しようとランドセルを見ると中が泥まみれになってたり
給食も僕だけなかったり。
1日誰とも会話はなく、昼休みも帰りもひとりぼっち。
ある日の昼休みに「松岡一緒にドッジボールやろうぜ」と誘われて、泣きそうになるほど喜びながらグランドに出ると「ドッジボールではなく、松岡に石を投げつけるゲーム」だった時は本当に死ぬかと思った。
それを見ていた担任の先生が助けてくれなかった事が後々問題になり、ちょっと教育委員会とPTAがザワザワしてた。
そんな学校生活が小5〜小6の2年間続き、途中から学校にも行かなくなった。
小学校卒業後、3つの小学校が1つの中学校になったんだけど、同じ小学校だった連中とはやっぱり仲良くはなれなかった。
そう。
僕いじめられて友達がいなかったんで、2人とも友達でもなかったんです。
だから中学校卒業後から20年間、会う理由がなかったんですね。
今回再会できた切っ掛けは、最近SNSで繋がって「また飲みに行こう」みたいなところが始まりだったんだけど、そこはそんなに重要じゃないので省略します。
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20年という時間が起こした奇跡
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いじめられてた過去を知ってる同級生に会うんだ。
そりゃドキドキもした。
感じた事のない変な気持ちのまま、待ち合わせのお店に到着。
ドアを開けて目が合って、なんのノリかも分からないハイタッチを交わした。
店内に入って10秒で奇跡は起きた。
一瞬にして、友達でもなかった2人と友達になれた気がした。
僕の人生で「今までいなくても大丈夫だった2人」が、昨日を境に「いなくてはならない2人」に変わった。
『最高だ』
とはいえ、例の話(いじめの話)にならない事は、あまりにも不自然なので、タイミングを見て僕からその話を切り出した。
・・・
同じクラスの当事者だった森本くんは謝ってくれた。
他のクラスだったから、その件を知らなかった春山さんは泣きながら話を聴いてくれた。
大丈夫。
今となっては、まじで気にしてない。
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春山さんの発言で全てが動いた
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どうやら春山さんの息子さん(小学校6年生)も辛い思いをしているらしい。
ひと通り話を聞いたけど
守らない理由、助けない理由が1つも見つからなかった。
会ったことはないけど、僕は彼の気持ちが少しは分かるし少しは寄り添える。
春山さんは母子家庭で金銭的な余裕もなく、子供は毎日が同じような服装。
「ださい!」「うざい!」「タレ目!」
罵声を浴びてる学校生活が楽しいわけがないよね。毎日だ。
当然本人は、「ださい!」って言われてる自分の服装が気になるみたいで、お洒落になりたい気持ちもあるみたい。
ここで僕らは決意した。
松岡「息子さん格好良くして良い?俺服屋やし、きっと学校イチお洒落にできるよ」
森本「めっちゃ良い!!!やろう!!!」
春山←号泣←からの←号泣
僕らは彼を格好良くしてあげたいだけでなく、格好良い自分を作る努力もしてほしい。
僕らはサポーターでしかなく、彼の人生では彼自身が主人公だ。
もしも僕らの努力が彼の心を動かせるなら。
ひとりぼっちの彼にとって僕らが「友達」でいれるのなら。
そんな話をしているうちに以下の事が決まった。
・彼をお洒落な服装にする
・彼をお洒落な髪型にする
・彼と森本くんと男旅に行く
・彼の卒業式に森本くんと行く
(彼にはお父さんはいない。かといって僕らは彼のお父さんにはなれない。僕らは彼の友人代表として小学校最後の日を全力で見送るだけだ)
マジでやるぞ!!!!
ご協力お願いいたします!!!!
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