インフルエンザウイルスは、細胞の上をころころと動き回って「侵入口」を探していることが、川崎医大の研究で分かった。
動く能力を封じると、感染力が落ちた。
細胞に入り込まないと子孫が残せないウイルスが、あの手この手で獲得した生き残り戦略と見られる。
27日、英国の電子科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に掲載された。
川崎医大の堺立也講師(微生物学)らは、細胞表面の環境を再現したガラス板の上で、インフルエンザウイルスの動きを詳細に観察。
すると、うろうろしたり、つーっと滑ったりしていた。
ウイルス表面にある2種類のたんぱく質が、細胞表面の物質と緩くつながったり、離れたりすることで、転がるような動きを作り出しているらしい。
動き回ることで、細胞の侵入口を見つける機会が増える。
動きに関わるたんぱく質を働かなくさせると、感染能力は3割程度に落ちた。
堺さんは「ウイルスの振るまいが分かったことで、新たな治療戦略につながれば」と期待する。
朝日新聞アピタルより
http://digital.asahi.com/articles/ASK3X4CQQK3XUBQU005.html?rm=418
ウィルスが動き回るっていうのは、おもしろいですね。
ウィルスもなんとか細胞のガードのゆるいところを見つけて侵入しようと、必死なんですね。
なんだか、ミッションインポッシブルの中の世界が私たちの知らないところで起こっている。
私たちの免疫部隊がしっかりとしていれば排除し、危機を回避できる。
細胞の侵入口をどれだけ守ってくれるか。
それには、まずは小食から。。
箕面で整体といえばオステオパシー施術院 TAKUMI