大腿骨近位部骨折、お年寄りが寝たきりになる原因の一つです。

 

 我が家は日曜日に妻と一緒に一週間分の買い物をします。

昨日10時頃に買い物から帰ってくると、隣のお嫁さん(私達より年上ですが)が庭で草取りをしていました。

 車を車庫にしまう時に、ひと月に18日間短期入所している隣のおばあさんが杖を付いて出てくるのが見えました。

 

 車を入れ隣を見るとおばあさんが横になっていました。(転んでいるんだよ、すぐにかけつけなさい)

すぐ近くでお嫁さんが草取りしているので、気が付くだろうと思っていると側に駆け寄りました。

 やはり転んだんだ!私も駆けつけました。

 

 おばあさんは一人で起きられず、お嫁さんに椅子を持ってきてもらい掛けさせました。私はこれは大腿骨が折れてるなとピンときました。

 

すぐに隣の息子も来てくれたので、私が上半身、息子さんに足を持ってもらい、玄関に布団を敷い仰向けに寝かせました。

 右足が痛がっています。でも右足も曲げ伸ばしが出来るし、踵骨を叩いても股関節を痛がるわけでもなく、右足で私の手も押すことが出来たので、出しゃばっても悪いと思い「様子を診てください」と、帰ってきました。

 

 30分位たったでしょうか、隣が救急車を呼んで「やはり、折れていたんだ」と分かりました。

 

 年寄りが一人で起きれない時は、それは骨折です。

私の父が昨年の12月に転んで大腿骨転子部骨折。隣のおばあさんは昨日転んで、大腿骨骨頭骨折。

 

 大腿骨骨折、圧迫骨折、手首の骨折と歳を取ったら気を付けなければならないよね。