管理職だった70代前半男性がスーパーでアルバイトを始めました。
スーパーは高齢者がアルバイトとして多く働いていますが、働いている従業員、特に若い女性従業員の高齢者いじめが気になったと。
「自分は正社員。お前は高齢者のアルバイトだろう」という態度で、男性は「ちょっと言い過ぎだ!」と思ってしまうくらいの言葉使いをしています。
「注意してやろう」と思っても自分も高齢者のアルバイトなので、どうしたものかと悩む?
男性は40年間、管理職で部下を使ってきて、このイライラをどうしたらよいか?と悩む!(再就職は高齢者いじめが一番に気になる、私も怖いよ~)
高慢な若い正社員が高齢者アルバイトをいじめている。
そんな時に高齢者はどうすれば良いか!
近世フランスの哲学者デカルトは、「人が高慢になるのは、他者から受ける損害を過大視するから」といいまsす。
若い正社員もきっと高齢者アルバイトに偏見があるのでしょう。「彼らのせいで私が迷惑をかけられる!と。
その結果あつれきが生じてしまう。ならば最初から損害など大したことが無いと、もっと謙虚になれば得だと説きます。
デカルトはそうした寛大な態度のことを「高邁(こうまい)」と呼びます。
その方が物事はスムーズにいきますよと。
したがって、もし何か助言するのなら、「もめた方が損ですよ」と伝えてあげることでしょう。
ただしその場合、自分自身がまず高邁な精神になる必要があります。
自分が高慢だと、相手も聞く耳をもちません。
70代の男性は「特に若い女性従業員が」「注意してやろう」「管理職で部下を使ってきた」という表現を使っていて高慢がのぞいています。
自信のイライラ解消のためでなく、誰もが気持よく対等に働ける職場環境のために、自分の経験を生かせれば良いですね。(読売新聞「人生案内」より)
私も列車で数人の高校生が近くに来ると「うるさくするのでは」と迷惑を過大視してしまいます。「うるさいよ!」と高慢な態度に出てしまうかもしれません。
と考える前に、管理職だった方が70歳になってもアルバイトをしなければならない現実の方が問題だと思うのだが!
未来永劫、社会保障が継続できる日本のあり方を政治家の皆さんには親身に考えてほしいものだ。プンプン😡