先日、会社の先輩 アキヒロさん(仮名)と図書館の話をしていた時だった。

その話を聞いていた別の先輩、小野さん(仮名)がこんな事を聞いてきた。

「図書館って何する所?」

( ºωº )…

この時、2人の時間は止まった。



僕にとって図書館は小さい頃から馴染みの場所だった。

気付いた頃には、家族で図書館に行っていたし、家族全員図書館の貸し出しカードは持っていた。

それが当たり前と思っていた。 

引っ越すときも、図書館は近くにあるのかと言うのは大事なチェック項目の一つだ。

しかし、思っていた以上に、他の人にとって図書館とはどうでもいい施設の一つだった。

僕の会社には、社宅が二つあった。

一つは築40~50年、風呂はバランス釜、昔ながらのザ・団地。けど近くにスーパー、ドラッグストア、コンビニなどがあり生活には便利。
一つは築4~5年、そこそこ広い間取り、綺麗なマンション。ただ前述の古い社宅程周りにスーパー等は無く、少し不便。ただ図書館が徒歩5分。

僕「綺麗な方の社宅は不便ですね~、ただ図書館が近いのは大きな魅力ですよね~」

同僚「いや、そんなん特に魅力じゃないし」

( ºωº )…

この時、僕の時間は止まった。


埜納タオさんの『夜明けの図書館』を読んだ。
利用者の調べものをサポートしてくれる図書館の「レファレンス・サービス」、今時ネットですぐ調べる事も出来るが、たまには図書館に行って調べものをするのも風情があるのかもしれない。

その時はもちろん、主人公 ひなこちゃんのような可愛い女性にお願いしたい。