夜は薄口でバランス良く
臓器を休息させる
これまで数回にわたって食事の取り方を紹介してきましたが、
今日は、夕食でのポイント。
夜にバランスの悪い食事をすると、
翌朝調子が悪いということはないですか。
若いころにはそんなことはなかったのに、
と思われる方もいるのではないでしょうか。
年齢を重ねると、想像以上に内蔵も年をとるようです。
疲れがたまったら体を休めるのと同様、
内臓もしっかりと休ませないといけないようです。
胃、腸、肝臓、膵臓の負担を軽く
つまり夜の食事で気をつけるべきは、
寝ている間に体を休めるのと同じように、
胃腸、肝臓、膵臓にも休憩を取ってもらえるような
食事を心掛ける、ということです。
夜の食事は野菜中心で
夜は野菜を中心にバランスよく、
いろいろなものを少しずつ食べるようにしてください。
バランスというと難しいですが、野菜とお肉やお魚、
そしてご飯などを、薄味、油も少なめで
いろいろととるようにするだけで違うようです。
食卓に色とりどりの料理が何品か並んで
いるだけでも豪華に見えますし、
満足感が得られると思いませんか。
バランスが良い食事は実は、糖分や脂肪分の吸収を抑える、
体に優しい食事なのです。
なにより見た目に美しく、
楽しい食事は心にもごちそう、ですね。
お酒を飲みたい場合は、赤ワインを４００cc以内にとどめます。
体を強くする簡単な運動
ワイン１杯分を消費するのに必要な運動量は、１０分間のサッカー。
ビールい杯分なら、１８００メートルのウォ－キング。
ブランディーを少し飲んだら、１０分間の庭仕事。
今日の料理は
野菜たっぷり具だくさんスープ
soupe de légumes
INGREDIENTS FOR２
トマトピューレ又はトマトダイスの缶詰・・・300g
A 材料
人参 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
玉葱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
セロリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１本
赤／黄ピーマン・・・・・・・・・・・・・・・各1/2個
マッシュルーム・・・・・・・・・・・・・・・６個
いんげん・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ミックスビーンズ（出来れば冷凍）・・・・・・適宣
キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4個
その他の材料
オリーブ油 ・・・・・・・・・・・・・・・・適宣
鶏のブイヨン・・・・・・・・・・・・・・・４カップ
にんにくみじん切り・・・・・・・・・・・・大匙１
塩／胡椒・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
PREPARATION
１、Aの材料を良く洗い、皮を剥き約1cm角のさいの目に切り分ける。
キャベツは大きめに千切っておく。
METHOD
２、深鍋を火にかけてオリーブ油を熱し，１の玉ねぎを加えてしんなりするまで弱火で炒める。残りの野菜も加え、焦げないように弱火で炒める。
３、２にブイヨンとニンニクのみじん切り、トマトの果肉とローリエの葉を加えて蓋をし、２０分間煮込む。
４、ローリエの葉を取り出し、塩、こしょうで調味する。
NUTRITION FACTS
トマトにはリコピンが豊富で、生食より加工品の方が２～３倍も吸収力が高いので、水煮缶詰を使用しました。
http://www.chez-matsuo.co.jp