細胞膜の炎症
細胞膜の炎症は、アンチエージングを考えるうえで
真っ先に挙げなければならない現象だそうです。
炎症っていったい何だろう？
炎症を経験したことのない人はまずいないと思います。
たとえば、足首を捻挫すると、急性の炎症が起こる。
その特徴は赤くなる、痛みがある、熱をもつ、の３つです。
赤くなって熱をもつのは、血管が広がるためだそうです。
体内で起きている炎症
また、私たちが肉眼で見えない体の中で、
このような細胞レベルでの炎症が進行しているそうです。
これを科学者は潜伏性炎症といっております。
illustrated by matsuo
脳で起こればパーキンソン病や
アルツハイマー病といった病気につながり、
関節で起こればリュウマチや
関節炎や慢性的な関節の痛みに、
心臓で起これば狭心症や心筋梗塞に、
骨で起これば骨粗しょう症や骨の
変形につながるそうです。
また、皮膚で起これば、しわやくすみ、
乾燥のもとになったり、キメが荒れたりするのそうです。
さまざまな炎症が常に体内で起きているのですね。
最大の防御は？
そんな炎症から細胞膜を守ってくれるのは、
実は『脂肪』なのですね。
脂肪にも、いい脂肪と悪い脂肪があるんですよ。
悪い脂肪の話はさておき、
いい脂肪がたくさん摂取できる食材の代表選手は、
鮭、さば，あじなどの魚です。
EPAやDHAという言葉を聞いたことがありませんか。
不飽和脂肪酸の比率が高い魚は、昔から体にいいと有名です。
いい脂肪がたっぷりの魚を中心とした食事を、
少しでも多くするようにしてみてください。
でも、調理法を間違えないでくださいね。
実は、このいい脂肪は、高温にすごく弱いのです。
高温調理では食材をいじめてしまいます。
いい脂肪も、他の食材でも、体に良いとされる栄養素のおおくも、
高温で調理すると性質が変ってしまいます。
その結果、細胞膜の炎症の原因になるそうです。
炎症のもととなる食事 加工食品、ファーストフード、高温調理
添加物、農薬、飽和脂肪酸、悪い脂肪、
早く糖に変化する食品など
正しい食事
正しい食事は、傷ついた細胞膜の修繕、
炎症発生防止など優秀な毒消し装置として
細胞膜を守ってくれるのです。
体にいいお魚、温かく食べるなら、低温ポワレ、
蒸気蒸し、煮魚で。
冷やして食べるならお刺身、マリネで、
さっとレモンを絞るといいですね。
素材の良さを生かした調理法で細胞にまでおいしい
食事をしてください。
鮭の真空蒸しハーブの香油とポロネギ添え
saumonn à la vapeur,huil des herbes
INGREDIENTS FOR 2
鮭の切り身（４枚）・・・・・・・・・・・・・３００g
鶏のブイヨン（ユウキ食品のブイヨンを推奨）・１カップ枚
ポロネギ（下仁田ねぎ）・・・・・・・・・・・１本
A材料
ほうれん草・・・・・・・・・・・・・・1/2束
クレソン（葉の部分）・・・・・・・・・1/2パック
パセリ（葉の部分）・・・・・・・・・・２０g
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・・３０cc
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・１０cc
塩、こしょう・・・・・・・・・・・・・適量
PREPARATION
１、Aの野菜とポロネギをきれいに洗い茹でて、水気を切る。ポロネギは３～４cm長さの筒切りにしておく。鮭には塩、こしょうをしておく。
METHOD
２、鍋にポロネギを入れて鶏のブイヨンを注ぎ、クッキングペパーなどで落としぶたして火にかける。煮立ったら弱火で約１０分間煮て火を止め、そのまま冷ます。
３、香油を作る。茹でたAの野菜をミキサーにかけ、オリーブ油を加えてて、こし器でこし、オイルを絞り出し、塩、こしょうで味を整え、レモン汁を加える。
４、蒸し器の上鍋の底にオイルを塗り、ポロネギと鮭（本来は真空パックにしたもの）を並べ蒸して火を通す。
５、４を冷倉庫に入れて冷やしておく。
６、５お皿に３の香油を使って円を描くように敷け。水気を切ったポロネギをと鮭をバランス良く盛りつける。
作業行程 1
作業行程 2
NUTRITION FACTS
なんといっても最良の食べ物は魚のタンパク質、良質で消化が良く、全種類の必須アミノ酸が含まれている。他のどのタンパク質よりもカロリーも少なく、顔や身体のハリの改善をすることができます。
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