栄養摂取はタイミングが重要
「適切なタイミングで栄養摂取を行う」というのが直訳です。
このタイムリー・ニュートリションの提唱者、
Dr.Claude Chauchard:
予防抗加齢医学の世界的権威、
1980年国際予防抗加齢医学研究所設立
Dr,クロードショウシャと松涛レストランのお庭でツーショット
臓器の働きに応じた食べ方
何事にもタイミングというものは重要ですよね。
普段の生活でも、タイミングを間違うと、
うまくいかないことが多くありませんか。
栄養摂取の点でもタイミングがすごく大切なのです。
私たちの臓器は、心臓の用に24時間同じリズムで働いているものと、
一定の時間だけ効率よく働いているものと2種類あるのですね。
(肝臓、胃、すい臓、腎臓など)は後者で、
個人差はあるものの、それぞれが機能する時間帯はだいたい
決まっているそうです。
元気な時におもいっきり働いてもらう。
そして疲れているときに、
休んでもらって英気を養うということは、
実は臓器にも大切なことなのですね。
体に負担のない食事
臓器が元気なタイミングでの栄養摂取を考える、
ということが「タイムリー・ニュートリッション」の
コンセプトです。
アンチエージング(老化防止)という観点でこのことを考えると、
臓器、そして体に負担をかけない食事が老化の
スピードを遅らせるということになるわけです。
われわれ現代人は普段、脂っこいものや塩辛いものなど、
無意識に体に負担をかける食事をしてしまっています。
この食事の仕方少し「タイムリー・ニュートリッション」
の観点で見直すだけでも、
十分に体は元気をとり戻すことができるのですね。
消化にかかわる5つの器官
脳 脳は総司令官「食べる要求」をコントロール
肝臓 私たちは朝目覚めるとすぐに、
エネルギーのもととなる脂肪と、
新しい細胞を合成するタンパク質が必要になる。
よい体調のもとでエネルギーを燃焼するには、
ある程度のデンプンも必要。肝臓も消化に使われる。
タンパク質、チーズ、オリーブ油、良質のデンプン(パン、米、麺類)。
胃 はいつも消化に使われるが、
胃は消化の仕事をする上で何の選択権ももたない!!
すい臓 朝は吸収の速い糖は避けなければならない。
すい臓を刺激してインスリン分泌を促したくない。
午後はインスリンの分泌量が自然にピークになるので、
体が無理なく糖を受けることができる。
腎臓 夜働いているのは腎臓だけにする。腎臓は、ほかの器官が休んでいれば、体の掃除を始めます。
夜を徹してせっせと掃除に励むのです。
この掃除がしっかりできていれば、
朝、気持ちよく目覚めることができて、
朝食を気分よく食べる準備できるのです。
目覚めがの調子が悪いのは、夜の消化がうまくいってない証拠です。
アルコールの飲み過ぎ、いろいろな食品のとりつぎ、
糖分、脂肪のとりすぎによって、
消化器官が不協和音を起こしているのです。
鮭のポワレ、スカンポのソース
saumon poelé à l'oselle
688kcal(Per Serve)
INGREDIENTS FOR 2
鮭の切り身・・・・・・・・300g
材料A
スカンポ(スイバ)・・・・・・・・30g
ほうれん草の葉・・・・・・・・・・20g
クレソン・・・・・・・・・・・・・1束
温泉卵・・・・・・・・・・・・・・1個
オリーブ油・・・・・・・・・・・・50cc
塩、こしょう・・・・・・・・・・・適量
その他の材料
レモン汁・・・・・・・・・・・小さじ1
赤こしょう・・・・・・・・・(少々)
オリーブ油(炒め用)・・・・・適量
ディル(飾り用)・・・・・・・適量
PREPARATION
1、 鮭の切り身(塩をしてない生の鮭、市販の切り身)に塩、こしょうをしておく。
2、Aの野菜をゆでて水気を充分にしぼておむ。
3、温泉卵(市販のもの)卵黄をぬきとっておく。
METHOD
4、ミキサーに2の野菜とオリーブ油を加え、滑らかなピュレ状になったら、3を加えて乳化させ、レモン汁を加え、塩こしょうで味を整える。
5、フライパンを弱火にかけ、炒め用のオリーブ油で表面を軽くソテーする。
6、オイルを塗ったホイルで5を包み込みオーブンで火を通す。
7、お皿にソースをたっぷり敷き、鮭を盛りつけ、ディルの葉や、赤こしょうを飾る。
NUTRITION FACTS
鮭はオメガ3を大量に含みますが、養殖鮭は地域によって海洋汚染の影響を受けている場合があります。購入の際はアラスカ産の天然の鮭を選ぶのが理想的です。
http://www.chez-matsuo.co.jp