青森県東北町にある「東北温泉」に行って来た。
東北温泉は、亜炭層を通過して湧き出たモール温泉で、その特徴は、弱アルカリ性で神経痛や疲労回復などに効果がある言われる効能はもちろん、その見た目にある。湯が黒いのだ!
モール温泉は全国でも数は少なく秋田県では大潟村の「ボルダー潟の湯」もそうだが、東北温泉では「日本一黒い湯」と自負している。
シャワーで体を洗い、まずはメーンの大浴場に浸かる。適度な温度で体に染み渡る良質湯、湯の色に目を向けると、「じんわりと黒い」く、アメリカンコーヒーの中に浸かっている気分。露天風呂は岩で出来ているため、底が見えないほど黒い=写真=。庭園の斜面に作られた露天で新緑のシーズンは、さぞかし爽快な気分になれるはず。
入浴料300円。併設する食堂では、黒ぶたカツをメーンとした「黒づくし御膳」、黒ラーメン(黒麺)など「黒」を押し出した食事が楽しめます。
肉のまつおは、直営牧場を有する精肉店。馬肉ステーキや、松尾乃サーロインステーキなどを提供するレストランも経営しています。秋田と青森は、秘湯も多く、良質な立ち寄り湯が豊富。肉にまつわる話題やイベント情報とともに、日帰り温泉を中心とした施設を紹介していきたいと思います(敏)。