諦める力。

おはようございます。

外は冷たい雨が降っていますね。

明日は仕事があるので

期日前投票に行って投票してきました。

選挙で投票先を決めるのと

結婚相手を選ぶこと。

全然別のテーマなんですが

私の中では似てる気がしています。

100%落ち度がなく

どこから見ても完璧かつ魅力的な政策・相手

と言うものは無いに等しいから。

例えば、女性の活躍推進。

少子高齢化社会において女性が労働力の担い手としてますます重要になり社会に進出してキャリアを積む女性はますます増えていくことになるでしょう。

その一方でキャリアアップを優先しすぎると

今度は逆に晩婚、晩産化が進むジレンマを生み出します。

しかも女性の場合、ただでさえ育児で大変なのに

自分の親や夫の親の介護と重なる時期にも

差し掛かります。

育児、介護が重なることを

ダブルケアと言うそうです。

正社員でフルタイムで働きながら育児、介護をするなど、果たして可能でしょうか。

じゃあ介護施設があるじゃないか。

委託すればいいのよ、と思いますね。

ところが、そうも簡単には行きません。

増える一方の介護費用を少しでも

抑制したい国としては、地域ぐるみ、在宅ケアを

推奨していて、介護利用の条件や費用負担が

少しつづ上がっています。

介護費用が家計を圧迫すると

今後、ますます介護サービスを

利用しづらくなるかもしれません。

女性が社会に出て活躍する。

その部分だけ見れば確かに魅力的で良さげに見えますが、キャリアを優先すればするほど

未婚率、未出産率も上がっていきます。

育児、介護のダブルケア問題によって

優秀なキャリアを持つ女性が離職。

ジレンマですよね。

何かを優先すれば

他の部分にそのしわ寄せがいく。

だから今回、投票先を決めるのも

すごく悩みました。

100%完全無欠な政党、政策はないと

思っているので。

さて、これと同じ考えを

結婚相手選びに視点を移すと

どうでしょう。

お金持ちで

でも仕事は忙しくなくて

平日夜の夕ご飯はいつも一緒に食べてくれて

キムタクばりにイクメンで

身長が高くて

カッコよくて爽やかでセクシーで

私の話を丁寧に聞いてくれて

毎日愛してるよと囁いてくれて

浮気しなくて・・・・

などと

ありもしないファンタジーを

男性に求めて望む。ひょっとして

そんな感覚に近いかもしれません。

理想が高過ぎって言いたいんですか？

分かってますよ、言われなくたって。

でもここで妥協して後悔したくないし

失敗したくないんです。

そのために沢山の条件を同時並列に並べて悩みたくなる気持ちも、すごく分かります。

でもね、考えてみて欲しいのです。

どれか１つでもパズルのピースが欠けてたら幸せになれないのでしょうか。

一番不幸だと思うのは

全部欲しいと欲張るあまり

いつまでも決められず

一個も欲しい夢が手に入れられないで

ただただ時間だけ過ぎていくのが

一番ガチョーンな結末。

全部欲しくてたまらない

どれも捨てられないのよ、と溜めこみたくなる心理を持つ理由は、自分自身に対して自信がないから。どこか不安なんですよね。

不安の強さが

決断をしづらくしている。

全部一気に手に入れようとしたら

考え過ぎて動けなくなります。

誰だって、どんな天才でもスランプになります。

だけども

一個づつ、順番に行動していけば

必ず欲しいものを手に入れられます。

一気に早くは難しいけれども

丁寧に、ゆっくりなら簡単にできます。

まぁ、当たり前なんですけどね。

不安が強すぎる心理状態の時って

冷静に考えればわかることも

分からなくなっちゃうんですよね。

これは今はなくてもいいかな。

捨てても困らない。

欲しかったらその時にまた検討すればいい。

とりあえず今はこれを優先する。

その他のことは後！後！

あなたの叶えたい夢において

手放せるものはなんでしょうか。

私が小さい頃は

みんなが当たり前に持っているものを

ほとんどないまま暮らしていました。

周りのお友達が持っているものを

私も同じように欲しいって思うと

苦しくて辛くて惨めになります。

考えれば考えるほど

惨めになるだけで意味ないなぁってことに

気づきました。

一個づつ手に入れればいいよねって

思えるようになってからは

すごくラクになれたんです。

諦める

↓

明らめる

だからね、諦めるって全然

悪いことじゃないですよ。

諦めたら、その瞬間からあなたは自由。

シンプルで美しい価値と出会い

明らかになる世界があります。

そしてもう、迷わなくなります。

今日はなんだか少し熱っぽいです。

諦めて惰眠を貪ろうと思います

愛すべき惰眠デー

それでは！