結局入院は12日間。2回目の手術後2日で退院。

後から調べてわかったのは、救急病院は国の制度で入院期間は2週間までを推奨し、救急医療を回していかなければならないという事。私が入院していた病院は、コロナ病棟はないが、その分コロナ以外の救急患者をどんどん受け入れなければならない。東京の医療は崩壊しており、私のような患者は手術が終わったら退院しないと、他の患者さんが入れなくなってしまう。そして、私が早く退院したかった1番の理由は、シャンプーがしたい事でありました。


久々の自宅。


お風呂に浸かるのは1ヶ月後と言われたが、シャワーはよいとの事だったので、事故後初めてのシャワーを浴びる。幹部にタオルを巻き、ゴミ袋を巻いて、ガムテープで止める。脱衣所にタオルを敷いたイスを用意してもらい、ケンケンで移動。風呂の蓋をしてイス代わりに腰掛けて、シャンプーをする。


なんという感動✨シャワーありがとう泣き笑い


風呂上がりは、タオルを敷いたイスに座り、ゴミ袋を剥がして捨てる。


我が家は2階建ての戸建て。お風呂場は1階で2階がリビング。寝室は1階で布団を敷いて寝ていたが、暫くは2階リビングのカウチソファで寝起きをする事にする。階段の移動は、誰かに片方の松葉杖を持ってもらわないと出来なくて、基本は2階のみの生活になる。部屋の移動は、キャスター付きの椅子を車椅子代わりにしたり、松葉杖を使う。まだ慣れないので、もの凄く疲れるし痛い。


そして、カウチソファで寝ながら、オリンピックを見たり、スマホで骨折について情報を探す。

開放骨折や難治性骨折の事を調べたり、骨折日記をやブログなどを見て、超音波治療の存在を知るのでありました。