昨日は市民劇場の日。
今回は
「モンテンルパ」
大和田獏、島田歌穂出演
あらすじ
昭和28年7月。終戦後7年以上も異国フィリピンのモンテンルパ刑務所に収容されていた、死刑囚を含むBC級戦犯108人が横浜港に降り立った。二度と、生きて故国の土を踏むことはできないと絶望していた彼らを救ったのは、一曲の歌だった。
彼らの釈放をキリノ大統領に決断させた歌とは
「あゝモンテンルパの夜は更けて」
この歌を歌った歌手、渡辺はま子。
そして、この歌をキリノ大統領に届けるべく奔走した僧、加賀尾秀忍。
二人の情熱が交錯するとき、歴史は動く・・・。
戦争がもたらした悲劇。
上の命令でフィリピンの
何の罪もない人々を
虐殺してきた日本兵。
フィリピンのキリノ大統領ご自身の
子供も日本兵に殺されている。
日本に対する憎しみは深い。
そんな戦犯たちは
日本に帰れる日を待ちながらも
いつか自分たちも死刑になると
怯える日々。
戦犯たちが作詞作曲した
「モンテンルパの夜はふけて」
渡辺はま子(島田歌穂)は
フィリピンの刑務所に慰問して披露。
この刑務所の僧(大和田獏)が
収容されている戦犯たちの
減刑、釈放に奔走する。
知らない歴史は
まだまだたくさんあると感じた。