育児はつくづく大変だと思い知らされる。

1週間前は夜中に起きないから「成長したな」と安堵感があっただけに。最近は夜中2時や4時に大きな泣き声が聞こえ、とても眠れなくなっている。妻なんてそのたびに起きてミルクあげているが5時に泣き出した時にはさすがに俺も起きてあやした。ワクチン後のうなされ?なのか、よく動いたり、ちょっとした拍子で大声をあげて泣いたり。おれは今日も仕事で昼休みには静かな環境で昼寝の予定だ。

 

ここまで95日、思えばよく乗り越えたものだ。妻が一番きつかっただろうが何とか病気などかからずにこれている。おれも不規則な不眠に悩まされるが、職場で昼寝などして健康を保っている。妻も日中どこかで寝ているに違いない(寝てないかもしれないが)。

 

みんなこのようにして〇日、〇か月、〇年経って「思えばよく乗り越えたものだ」と写真を見ながら振り返るのだろう。そしてキツイときがやってきても「あのころと比べれば、あのころを乗り越えたんだから平気だ」と思えるのかもしれない。

 

最近痛ましい事件が目に入ったので載せてみる。保育士が2歳児を切りつけたり、シングルマザーの子を交際相手が窒息死させたり。容疑者側が育児に慣れていないのも原因ではないか。確かに1-2か月目の乳児に「揺さぶられ症候群」のリスクがある。これは多くはパパが育児に慣れないのもあって泣き続ける子にイライラして思わず揺ってしまうこと。多くのパパは始めから子が嫌いなわけじゃない、熱心にあやそうとかわいがろうとするのだが、寝かしつけたのにすぐに起きたり、我慢して抱いているのに甲斐なくずっと泣いていたり堪忍袋が切れるというのか。おれもイライラしたことは多かった。だが傷つけるまではなかった。それは周囲の家族(義兄家族・子供たち、義両親)だったり、職場の環境、自分の年齢(スポーツ選手として趣味の区切りがついた)などストレスが少ない時期が良かったかもしれない。もしサポートする家族が近くにいなかったり、ブラック企業だったり、まだ若くて楽しみたい趣味を持っていたりとか、そういう時期は過去あったけど、そのときに育児に取り組まなければいけなかったとすると他人事ではないぞとゾっとしてしまう。

 

とにかく苦しい育児の時期は過ぎるのだけは確実だから引き続き耐えていく。時に周囲を見て慰めつつ。