はやいもので、3月。
今日は3月3日の雛祭。
そして、いよいよ卒業シーズンを迎えていますね!
昨年末、特別支援学級の生徒さんを受け入れた職場実習。
その生徒さんたちも、いよいよ卒業を迎え、次のステップに意気込んでいるご様子。
先生から懇談会お礼状とともに、「希望」という題名の会報を頂きました。
ここには体験に来てくださった、男女お二人の生徒さんの、希望ある立派な宣誓が記されています。
僕と私の決意。
私には、お内裏様とお雛様に思えてきますが・・・
今日は、それを紹介させてください↓
僕の決意
僕は、小学校のころは、みんなの前で発表するのが苦手でした。自分が言ったことが合っているかどうか心配で、恥ずかしかったからです。でも、中学生になって、恥ずかしい気持ちが少なくなり、みんなの前で発表することができるようになりました。自分に自信がついたからだと思います。他にも、作業のシール貼りや、体育のバスケットボール、フライングディスクなど、得意なことがたくさん見つかりました。バスケットボールでは、球技大会で優勝できてうれしかったです。フライングディスクでは、全国大会に出場し、メダルが取れてうれしかったです。高校生になったらフライングディスク部に入り、また全国大会を目指したいです。大人になっても選手を続けたいと思います。
高校生になったら、あいさつと返事がしっかりできるようになりたいです。職場実習で、大きな声であいさつをすると、雰囲気が良くなるとわかったからです。また、自分が得意な仕事だけでなく、苦手な仕事もやらなければならなかったり、ずっと同じ仕事をしたりするのはとても大変だとわかりました。将来はしっかり仕事ができる大人になりたいです。
私の決意
私は3年生からこのクラスに入りました。普通クラスの時は、授業が進むのが速く、追い付くのがとても大変でした。班でまとまって話をする時には、自分の意見をなかなか出せずに周りから責められてしまい、クラスに居るのが嫌な時もありました。それから友達関係も上手にいかなくなってしまい、クラスに居るのが嫌な時もありました。でも、このクラスは人数が少なく、行事などはみんなと協力して、一人一人意見をもって助け合いながら行います。10月に行われたバスケットボールの試合で優勝できたのも、みんなでアドバイスをし合えたからこそだと思います。このクラスでは、みんなが自分の意見を言うことができ、私の意見もちゃんと聞いてもらえるので自信がつきました。私は、このクラスに来て毎日が楽しくなりました。
また、「将来は働く」ということや、「そのためにどの高校に行くか」ということも考えるようになりました。家事も大人になって一人暮らしをする時のために必要なので、毎日大変だけど頑張っています。
私は、勉強や難しい内容を人に伝えることが苦手です。「人より苦手なことがある」ということを考えると暗い気持ちになるので、いつも心の中にしまって、あまり考えないようにしています。でも、職場実習で職場の方から「助かったよ」と言われた時、そんな私でも会社の役に立てたということが、とてもうれしかったです。将来は、誰かの役に立つ仕事がしたいです。そして、これからこのクラスに入ってくる後輩たちからも尊敬される大人になりたいです。
「僕と私」、お内裏様とお雛様には、当たって砕けろの精神を忘れず、苦手であろうが、失敗に臆することなく、何度も何度も果敢に冒険チャレンジして欲しいと思います。
苦楽の報酬である喜び成果を知っている君たちならば、当社職場体験を経験した君たちならば、これをよ~く分かってくれたと思う。
I can't stand it anymore more.
と、ルー・リードは歌ったものですが、君たちがそれを言うのは早いです。
さもないと・・・そう、私のような大人になってしまうよ。
覆水は、お盆に返りません。
行く宛てのない反省回顧ほど空しいものはありませんし、これが本当の痛恨です。
若い若いお内裏様とお雛様、当社らは爺婆かもしれませんが、五人囃子と三人官女として、あなた方の成長と成功に繋がる、ありがとうの茶業を続けよう、と思う次第。
とても嬉しい作文、本当にありがとう!
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