第42回日本ハンドボールリーグが開幕しまして、
琉球コラソンはホームでの開幕ということもあり、県内のメディアが全て会場で取材されていたかと思います。
開幕戦に駆け付けてくださったファミリアは、コートから見ると1500名近くは席を埋めていたかと思っていましたが、
発表では確か1200名前後だったかなと思います。
事務局が掲げる目標の数字に届かなかったことは反省点ではありますが、
プレーする選手達にとっては、ファミリアの声援が数字以上に心強く感じられたという事だと思います。
移籍して5年目のシーズンとなりますが、この声援の中でプレーできる事に幸せを感じます。
強い気持ちをもってコートに立ち、60分間闘い抜く責任と、コラソンのユニホームに袖を通す事への誇りを持って闘う姿勢を、
ファミリアの皆さんに感じていただけるようにと思っています。
また、地域の小中学生、高校生には、試合会場にたくさん足を運んでもらいたいです。
指導者の方々に、週末1日の練習より、日本リーグの試合を観ることに価値があると思っていただけるように、
そういう試合を継続していくことも大切なんだと思います。
大同に6点差で敗れましたが、コラソンは試合を重ねる中で成長していくチームだと感じています。
実業団チームの多くは、ヨーロッパや韓国への海外遠征や国内合宿を重ねてリーグに臨んでいます。
その分、戦術の徹底や試合感など、チームとしての完成度は高いかと思います。
コラソンはそういった点では、実践での経験値が少ないと言えます。
一昨日も、通常の練習が終わってから全体でのビデオミーティングをして、帰宅すると24時になってました。
そこに残業代があるわけでもないし、待ってる家族は大変だと思いますし、
独身の選手も翌日の仕事に遅刻しないかヒヤヒヤしてるやつもいると思います。
まだまだ他のチームとの環境の差は大きいのが現実です。
どうにかこういった環境を変えていかなければと思いますが、
1番の近道は、試合に観に来ていただいたファミリアの皆さんやスポンサーの方々が、
琉球コラソンというチームに価値を感じてもらうことだと思います。
勝つことは選手として果たすべき当然の責任ですが、
それと同時にコラソンという商品に価値を感じてもらわなければいけません。
先日、ゼビオの東京本社に伺ったんですが、
その時にも同じような話になりました。
手にとって体感してもらえる商品を売っているわけではなく、
僕らは見えない商品を売っているので。
ここにお金を出してもらうと言うことは、本当に難しいことなんだと思います。
そう考えると勝敗はもちろんですが、
それ以外の部分でも付加価値をつけていかないと、
次の10年にチームの成長は難しいと思います。
選手として携われる今だからこそ出来ることがあると思うし、
個人としての価値を高めていくことが、結果的にチームの価値を高めることになると思います。
いつ引退してもおかしくない年齢になってきてますが、
まだまだ選手のうちにやってみたいことが、いくつも頭に浮かぶので、もう少々お付き合いいただきたいと思います。
先日、このメンバーで密会したんですが、
ハンドボール界の発展に繋がるような楽しいお話が出来ました。
ブログに写真がないとつまらないので、
SNS映えしそうな画像を載せておきます。
佐賀へ向かう飛行機の中からの更新でした。
では🍀