3.自宅録音・編集も全部自分でやる


そんな探究心・向上心の強い好恵さんですが、プロ意識の高さは実際の商品クオリティーに表れています。
まずはこちらの作品を聴いて下さい。




※ちなみに魚屋のおっさんと主婦、どちらも松本好恵さんの声です。


この声、録音も編集も全部自宅スタジオで行われたものがそのまま使われているんです!
録音機材や録音ブース、編集ソフトも全て自宅に用意し、その環境での最もきれいな音を作れるよう追及されています。
はっきり言って一部の制作会社よりもきれいに音が仕上がってたりするんじゃないかと思う程です。


好恵さん本人も、「最低限きれいな音じゃないとクライアントにも聞いてくれる人にも失礼だし、
なにより音が悪いと正確な情報が伝わらず、内容が良くても本末転倒になりかねないから」
と語っていました。
なぜ自宅録音・編集にこだわるのかの問いには、
「何より効率化です。これができないとクライアントにとっては余計な時間と費用がかかるし、自分の声のことは自分が一番よくわかる」と明快な答えでした。


次の記事 「4.すべての始まりは音楽から」へ