支援活動2日目 その1
1日目の夜は車で寝たのだが寒さのためほとんど眠ることができなかった。五時半ごろ起床した。朝食の準備をしメンバーの皆で食べていると被災者らしい男性の方に声をかけられ泥で埋まってしまった家の片付けを手伝ってほしいと言われた。すぐに3人のメンバーが手伝いたいと志願してくれた。現場に向かうのはこれが始めてで必要物が全くわからなかったのだがとりあえず長靴、ゴム手袋等準備を整え送り出した。須藤さんは今回の津波で壊滅的な被害をうけた女川に視察に向かった。残ったメンバーはドラム缶風呂の設置にとりかかった。駐車場にテントを立てその中にドラム缶風呂を設置する計画を立てていたのだがこの日は風がきつくテントが思うように立てられない。車でコの字型にテントを囲みなんとか一段落すると現場のメンバーから人手が足りないと連絡が入った。すぐさま4人メンバーを募り現場に行ってもらった。ボランティアセンターにもかけあってみたのだがすぐには動けないとのことだった。メンバーを送り出してしばらくするとまた現場のメンバーから連絡が入った。のこぎりと泥を入れるドブ袋を持ってきてほしいとのこと。車はドラム缶風呂のため動かせなかったのでとりあえずのこぎりとその他必要であろう物を持って僕は自転車で現場に向かった。