加茂幼稚園について | 松本よしひろブログ

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加茂幼稚園について

 

令和6年高石市議会 第1回定例会 予算委員会

 

加茂幼稚園 親子見学会 

 

 

Q1:公立幼稚園の入所児童数、またクラスの推移の表があるんですけれども、この新年度、もう4月からになりますが、令和6年度の加茂幼稚園の児童数及びクラス数を教えていただけますか。お願いします。

 

教育委員会:現時点での予定人数でございますが、

3歳児は23人、4歳児は29人、5歳児は30人の予定となっております。

クラス数に関しては、現時点では、各学年とも1クラスとなる予定でございます。

 

 

Q2:令和5年度までは複数クラスがありましたが、

令和6年度からは、3歳から5歳児、この3学年が全て1クラスになる予定とのこと。
2019年に公立幼稚園が3園から1園に統合しましたけれども、その主な統合した理由をもう一度ご答弁をお願いいたします。

 

教育委員会:平成21年11月に高石市幼児教育のあり方検討委員会において、

適正規模としては、4歳児、5歳児とも1クラスの下限はおおむね20名程度とし、各年齢において複数学級となることが望ましいとの考え方が示されました。

 その後、平成28年8月に高石市立幼稚園再編等検討委員会において、この考え方を踏まえた答申を受け、3園を1園に再編するとともに、通園バスによる園児の送迎を導入したものでございます。

 

松本:この平成21年の教育委員会のあり方検討委員会の名におきまして、各年齢におきまして複数学級が望ましいとの考え方が示されまして、平成28年に、その考え方を踏まえて3園を1園に再編したという、ご答弁でした。

 複数学級が望ましいんですけれども、複数学級に令和6年から1クラスになりますが、その児童数減少の理由につきましてご答弁をお願いします。

 

 

教育委員会:加茂幼稚園の児童数については年々減少しておりますが、これは私立の認定こども園等に行く児童が増えたこと等に加え、全体の児童数が減少していることが理由であると推察しております。

 

Q3:私立の認定こども園は人気があり、働かれている保護者も多いので、保育園ニーズが強いというのもありますので公立幼稚園の児童数が減少しているというご答弁でした。

 幼稚園の児童数を増加していこうという取組についてご答弁をお願いいたします。

 

 

教育委員会:加茂幼稚園においては、これまで3歳児保育や預かり保育の実施、通園バスの導入など、入園者を増やす取組を行ってきました。また、令和5年度は、保護者からも大変好評であった、年間を通じて市内公共施設等を巡る取組、「たかいしGO」を実施するなど、教育内容の充実に努めています。

 こういった幼稚園での取組は、ホームページや市広報紙により広報を行ってきましたが、今後につきましても、より一層広報活動を行い、入園者数の増加に努めます。

 

 

松本:3歳児保育や預かり保育、通園バスを導入することにより、増やす取組をしてもらうとのこと。あと、「たかいしGO」を実施する中で、教育内容の充実に取り組まれているということなんですけれども、CP(市PTA連絡協議会)に長年行かせてもらっているんで、毎年、加茂幼稚園のお母さん方もCPに来られていますから、加茂幼稚園はどうですか、と伺います。そうすると、加茂幼稚園のお母さんはいい幼稚園ですと言いいます。少なくともうちの子どもは満足ですとよくおっしゃられるんです。

よかったですねと話をするんですけれども、ではなぜ入園する児童が減っていくのかと。

今回も、令和6年から全てが1クラスになってしまうんで、どうですかと、何か要因はありますかとちょっと聞いたんです。

 加茂幼稚園のお母さん方のご意見だけ言わせてもらいますと、

プラスの面では、やっぱり保育士さんが数多くおられ、手厚いサポートを受けています。

だから、何かあったとしてもすごく手厚くサポートしていただいていますと、それは本当にありがたいということ、民間の幼稚園ではここまでの保育士さんいないでしょうから、そういう意味では非常にありがたいとおっしゃっていました。

 

 では、足りない点でいいますと、

加茂幼稚園では火曜と木曜が給食なんです。自園調理じゃないので、給食が冷たいんだと。月、金がお弁当で、水曜日は早く帰るんでない形です。

民間の幼稚園は、恐らく毎日お弁当です。自園調理しているから、温かい給食を食べていると思うんですけれども、1つ目がそれでした。

 帰る時間が、月、金は大体2時頃と。火、木は2時半と。水曜日は11時半に園が終わりまして、帰るタイミングになるんですけれども、民間園と比べたら早いんでというところがありました。

 あと、パンフレットがないと思うというところと、ホームページが簡易なんです。

幼稚園を検討される、グーグル等で、高石市加茂幼稚園と検索しても、市役所の情報ばかりでなかなか加茂幼稚園のホームページにたどり着かない。

幼稚園を検索される親は、まずパンフレットやホームページである程度気になるところを絞ったりする方が多いと思うんです。

 

そういう意味では、加茂幼稚園の雰囲気がよく分かるような、例えばパンフレットであったり。加茂幼稚園のホームページを見ましたら、比較的、高石市の小学校や中学校と似た感じのホームページでして、小学校や中学校の場合は、ほとんどの子たちが公立の小学校や中学校に行きます。中学校の場合は、小学校から大体七、八%の子が私学に行くかもしれませんが、大体は公立の中学校に行きます。

 けれでも、幼稚園の場合は、民間もあったり保育園もあったりするんで、やはり一定の競争が激化しています。そういう競争のある環境下では、加茂幼稚園のよさをPRするツールが少ない、もしくは保護者に当たっていないんではなかろうかというご意見を頂戴しました。

 パンフレットのところには、特に、そのお母さんがおっしゃられたのは、

加茂幼稚園は木が、森ふうになっています。自然に触れさせるのは、子どもたちにとっては非常にいいことだと感じておられまして、そういうところも含めて、民間のホームページなんかも、幼稚園や保育園さんのも少し参考にされたらいいと思うんですけれども、パンフレットであったりホームページで、もっともっと加茂幼稚園の魅力を発信する取組方をしていただけたら、いい幼稚園なのに、私たちも園児が少なくなるとやっぱり残念に思うと。

 やっぱりこんなにいい園だから、もっと知ってもらえたらもっと来てくれるのにと熱く語っていただきました。

 

 あと、先ほどのご説明で「たかいしGO」という取組で、私もこの資料を拝見させてもらったんです。この「たかいしGO」の資料を拝見させていただいて、加茂幼稚園の子たちが高石市内の様々な施設に、園で行かれて、施設を見ていただいたり、感じてもらったり、見学していただいたりして、高石市にはこういう図書館があるんだとか、ごみ処理場があるんだというのを、また、中学校があるんだ、市役所があるんだというのを、多分見ていただいている形で、非常に園の子たちにも好評と伺っていますし、保護者の方もこのことを知っていました。

 非常にすばらしい活動をされていると思っていますし、いろいろ見ますと、先生方も的確に記述されていまして、非常にしっかりと書類を作られていると思いました。

 文字だけじゃなくて写真があったりすると、もっと伝わるのにと思い、もちろん公立園ならではの取組方もされているので、こういう取組方を、これから加茂幼稚園に入園される方々に向けて、幼稚園を選ぼうとされている方々に向けて、どうアピールしていくのか。

どう知ってもらうのかは、もっともっと働きかけをしていただきたいと思います。

 

 当時、2019年では、松田議員も当時は高陽幼稚園でPTAの会長をされて、当時職員さんもすごい大変な思いもされていましたけれども、またそのときの保護者の方々もすごくつらい思いをしながら3園から1園に統合してきたんです。

その1園をやっぱり僕らは大切にしていかなきゃいけないんじゃないかなというふうには思います。ぜひこの高石市で公立幼稚園の灯を消さないように。

 

 また、今の加茂幼稚園がもっともっと発展していけるように、我々もできることは応援していきたいと思いますし、そういう保護者のご意見をお伝えさせてもらいましたけれども、この辺を含めて、改良できるところは改良していっていただきますように要望しまして、私の質問は終わらせていただきます。