近付く映画賞の選考会 シーズン。
大量の作品チェックに追われる秋。
今年も例に漏れず、はい、追われてます😂

そんな中見た2本。
日本の史実に基づいた、でも日本製作ではない…
現在公開中の「MINAMATA」(アメリカ)と、
10月8日公開の「ONODA」(フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本合作)。


一瞬一瞬をシャッターで切り取るように大切に描かれていて、
地球に生きるひとりとしてこれは見ておかないと、と思わざるをえない…。

知らなかったことが多すぎて、恥ずかしい…。

製作・主演のジョニー・デップが
ジョニー・デップであることを忘れさせるところが、
これまた素晴らしい…。

真田広之さん始め日本が世界に誇る豪華役者さんたちの、
使命感を持った声に惹き付けられます。


恐ろしいまでの洗脳、過酷さ、翻弄される人生…。

戦争って…。

これまた知っているようで詳細を知らない過去の事実。

津田寛治さんが、
戦後30年近く一兵士としてジャングルで生き永らえた
「最後の日本兵」小野田寛郞さんにしか見えなくて…。

3時間弱という長さもそう感じさせない生々しさに衝撃を受けます。


映画の「心を動かす力」 「意識を変える力」を存分に感じられる作品を、
ぜひ、ぜひ、映画館で…