今年も東京工業大学附属科学技術高等学校の1年生(約200名)に対して、探究学習と英語学習の融合について話をさせていただきました。
立地条件がよく、山手線の「田町駅」のホームから同校の人工芝のグランドや校舎が見えます。
この学校は、SSHとSGHの指定校ですが、理工系の実習室や実験器具がとても充実していて、自分でテーマを設定して研究できる環境があります。そして、とても自由な雰囲気です。「こんな高校が日本にもあったんだ!」というのが2年前に初めて訪れた時の感想でした。
先生に言われてお行儀よくしている、という雰囲気が全くしません。実際にそうではありません。
今年の講演会でも大半の生徒が熱心に聞いてくれて、中には熱心にメモを取っている子が何もいました。
(少数ですが、熟睡している生徒もいました。 何たって、講演のスタート時間が14:15でしたから... 苦笑)
私の話が終わった後に、今年も次々に質問の手があがりました。この質問力には驚かされます。
中には1度質問した後にまた手を挙げる生徒がいます(立教経営の交換留学生たちのようです)。
私が回答した後にフォローアップの質問をする子もいました。
他の高校でも話をさせていただく機会は結構あるのですが、ここまで質問力がある学校は少なくとも私の経験ではありません。
それが学年が変わっても同じなのです...。
どうしてこういう力が1年間で身につくのか...。
それともそういう力がある中学生でないと合格しないのか...。
謎です。
先生が生徒の言動をコントロールしていないことが生徒たちが自由に思考し、表現することに好影響を与えているのではないかと思います。
制服もないですし...。
So much for today!
Shigeru