「英語語彙力研究会」というかた〜い名称の会で「これからの英語教育における語彙指導 〜使える英語力の育成を目指して〜」というタイトルで話をさせていただきました。

 

 

北海道から九州まで、全国の高校から熱心な先生60名ほどがご出席されました。目玉は、『速読英単語』の著者である風早先生(私のシリーズは『速読速聴・英単語』です)のお話と都立両国高等学校の布村先生の実践報告!

 

英語を使える生徒を育てるには、「英語を学ぼう、使おうとするやる気(力)」が生徒の内面から出てくることが大切です。自分から英語を学ぼうとしないで英語が使えるようになる人はまずいないですから...。

 

でも、そういう力を授業を通して育成するには、ゴールを明確にし、先生が生徒一人ひとりのやる気のことを考えて緻密に授業をデザインし、その上で使える語彙力も考慮しつつ段階的に活動を導入する必要があると思います。さらに、「生徒:先生比」や「学校の時間割の組み方」を改善することが望まれますし、「授業時間以外で英語を使う機会」を増やすことも必要だと思います。

 

授業時間の組み方について言うと、高校の場合、国際バカロレア校などは別として、大学と違ってグループワークができる空き時間が少ないですよね。0時間目や7時間目、土曜日に補習の時間を設けてまで問題演習をやらせているケースが多く、さらに毎日部活があるなど、生徒主体の学習に切り替えていくには、授業内容だけでなく、制度的にも変えるべきことがあると思います。(様々な制限がある中で、先生の献身的な指導ぶりにはいつでも敬服しておりますが...)There is a long way to go.

 

私の講演の評価は、アンケートの回答者の中では、4.7点(5点満点)でした。

 

Have a good day!

Shigeru

 

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