崖のふちプロレス第11戦試合結果 | 松本都 オフィシャルブログ 「miyacoco in wonderland」 Powered by Ameba

崖のふちプロレス第11戦試合結果

『崖のふちプロレス第11戦』2013.5.4(土)17時30分開始
横浜・関内ラジアントホール 
観衆:250人


崖のふちプロレス
3・31後楽園ホール大会の流れから、鈴木みのるを再び引きずり出した崖のふちプロレス第11戦。
まずは前説の前説として、世羅がリングに登場。
「10分つなげと言われて…」と本人も困惑しながら
「ものまねで代々木にいる若者をやります」と微妙な動きを披露し、会場をざわつかせた。
続いて、新藤リングアナが登場。観客に声を出して応援する練習をさせ、場内をやや温めてから、松本都崖のふち代表へとつないだ。
リングに上がった都は、挨拶を終えると自らリングサイドに降り、リング回りを歩きながら、今回の鈴木戦の至る経緯などを観客に説明。自身の手にしっかりとしゃべることをメモし、もれなくポイントを解説する。そして、リングに戻ると来賓挨拶として内藤メアリがリングへ。
なぜか結婚式の祝辞のような挨拶で、「都さん、鈴木みのるさん、おめでとうございます」と語りかけ、次に祝辞を述べる猫子につなぐ。
大きな「祝辞」と書いた封筒を手にした猫子は、その封筒の中から、
これまた大きな用紙を出すと、崖のふちプロレス
早口言葉のように「ニャーニャー」を連呼。誰も理解不能のまま、祝辞を終えた。
そして、入場式の締めとして、観客を全員立たせたうえで、都は自ら作詞した崖のふちプロレスの歌を高らかに歌い上げて退場。

しばしの休憩へ。


休憩時間中はなぜか、くるみと235がリングに立ち、いきなり試合開始。

崖のふちプロレス◆休憩時間
くるみ vs 235
(1分47秒、キャトルミューティレーション)

試合は1分47秒、キャトルミューティレーションでくるみが勝ち名乗りを受け、休憩時間終了。ようやくメインの一戦を迎えた。先に入場してきた都は、志田、藤本、つくし、くるみの“鈴木軍”ならぬ“松本軍”を帯同してリングへ。しかもセコンドの4人の前髪数本をTAKAみちのくばりに固める細かさをみせる。後から入場してきた鈴木は、そのセコンドの4人が着ているTシャツに難くせ。そこに描かれている“松本軍”の文字が“鈴木軍”のパクリとのクレームをつけてきた。早くも展開される両者の心理戦。ここで都が試合のルールを発表した。

崖のふちプロレス

「今日のルールはお前の慣れ親しんできたロスト・ポイント制だ!ロープ・エスケープ、ダウンはマイナス1ポイント。KO、ギブアップ、持ち点がなくなった時点で負け。」と都。実は、この持ち点がなくなっていくロスト・ポイント制を試合で採用していたのは、UWFインターナショナルであり、鈴木が所属していた新生UWF、藤原組、パンクラスではこのルールで試合は行われていない。もちろん、未経験とはいえ、鈴木はまったく気にする風もなく、じっと聞いていたが、その持ち点が筆記テストで決まるという発言には、さすがに騒ぎ出した。文句たらたらの鈴木を無視してセコンドに机、問題を用意させる都。ちなみにテスト用紙は観客にも配布され、5分間で選手、観客がテストを行うことになった(観客分も回収された)。
テストの問題を見た鈴木が声を荒げる。「何だ、こりゃ!?全部、お前に関する問題じゃないか!?」。松本都の血液型から始まり、プライベートな問題だらけのテストに悪戦苦闘の鈴木。
5分経過後、答え合わせへ。

◆ロスト・ポイント制
-筆記テスト(15問)-

崖のふちプロレス

結果は15点満点中、都
が14点、鈴木が2点。鈴木の場合はたまたま選択問題に正解しての2点。都は自分の問題にも関わらず、なぜか満点が取れず、鈴木の突っ込みを受けながら、いよいよプロレスの試合が始まった。開始早々、手四つを押し倒し、グランドに持ち込んだ鈴木が散々、都の上に乗りウエイトをかけて苦しめたあと、グイッとフェイスロックを決めて、ロープエスケープを奪取。余りの力の差にロスト・ポイントの対象として、相手の攻撃に笑った場合もマイナス1ポイントとなるルールが追加された。崖のふちプロレス

すると都がマイクを手にし、本部席に音だしを指示。
花道から出てきたのは、サングラスをかけた世羅。
リングに上がると蝶野正洋の決めポーズだ。
早速、ショートコントを始める都と
世羅(蝶野)。
鈴木、クスリともせず。


崖のふちプロレス世羅に代わって出てきたのはあおい。
都「オラ、しんのすけ~。」
あおい「ボク、ボーちゃん。」
この意表を衝くボーちゃんのものまねに鈴木が思わず吹いてしまった。
これにより鈴木の持ち点は1ポイントに。一気に都が流れを掴んだかに思えたが、畳み掛けるように繰り出した「今日、鈴木さんのために用意したスペシャルなキャバクラ嬢」というド派手メイク&衣装のくじら、都のオカダ•カズチカのモノマネは大ハズレとなり、鈴木の怒りのローキックを浴びてダウン。逆にポイントを奪われてしまった。崖のふちプロレス
ここですっかり退屈した鈴木は木曽レフェリーをパシリにして、寿司を注文。リングはレフェリー不在に。再び都を痛ぶる鈴木。ならばと都は最終兵器ともいえる某国の某氏がAKB48だったらというネタを披露。強烈なギリギリネタに笑いをこらえきれなかった鈴木だが、これはレフェリー不在のためマイナスポイントとならず。都にとっては幻の笑わせ勝ちとなってしまった。笑いの収まった鈴木はセコンドの鈴木軍にも手を出す。一人ずつ突っかけるが、最後のつくしには興味を持った様子で、肩を抱いて控室方向へ向かい出した。鈴木の無法ぶりに、昼の部でレフェリーをしていた和田京平が急遽、レフェリーとして登場。「お前、相手は15歳だぞ!警察呼ぶぞ!」と鈴木とつくしの間に割って入る。思わぬ天敵の登場に怒りをぶつける鈴木だが、レフェリーには逆らえずリングへ。試合再開。その怒りをレフェリーから都へぶつけていく鈴木。バックに回ると一気にスリーパーを決め、都は崩れ落ちるようにダウン。しかし、「まだダウンはしてねえよ」とダウンと認めない京平レフェリー。すると場内にマイケル・ジャクソンの「スリラー」が流れる。ムクッと起き上がった都がスリラー・ダンスを始める。と同時に京平レフェリー、セコンドの松本軍まで踊り始めた。「これ、何?攻撃?」と困惑する鈴木のもとに息を切らせながら木曽レフェリーが「寿司、売り切れてました。」とチキン弁当を持って帰ってきた。「チキンの気分じゃねんだよ」と木曽レフェリーを再度パシリに行かせる鈴木。しかも出かける前に木曽レフェリーに一発芸を要求。木曽はアクションつきで「バッテン、バッテン、バス・ルッテン」とジャンプするが、少々、ネタがマニアックすぎた。会場中の無反応ぶりを背に再び買い出しに出た木曽レフェリーだが、試合終了までに帰ってくることはなかった…。
崖のふちプロレス鈴木の目の前に仁王立ちした都は突如、鈴木の入場曲「風になれ」をクレヨンしんちゃん風に歌い出した。無表情で張った鈴木。都がダウンし、持ち点は都11、鈴木1に。ここで鈴木は一気に勝負に出た。渾身の表情でアキレス腱固めへ。苦悶していた都だが、なぜかアゴを突き出しながら「効いてねえぞ、コノヤロー!」「折れ、折れ!折ってみろ!」と鈴木が新日本の若手時代に実現した猪木vs鈴木の名シーンを再現するかのような攻防に。思わずロックを外す鈴木。起き上がってエルボーを放つ都を両手で押して転がせると、猪木コールをあおる。都も闘魂爆発のアリキックを放っていく。
なおも「折ってみろ。」と挑発した都だが、これがまずかった。鈴木は「いいよ」と都の片足を取り、その上に正座してグイッと体重をかける。思わず悲鳴をあげて都がギブアップ。最後は鈴木が裏ワザともいえる関節決めで30分近いマラソンマッチに終止符を打った。
都に手を貸して起こした鈴木は「ま、頑張ったからな、拍手してやってくれ。こんなんでもプロレスはプロレスだからな。」と都を抱き寄せ、健闘を称える。エプロンまで出た鈴木は、「散々、俺のこと言ってたけど、お前、俺のこと好きだろ?俺もお前のこと、嫌いじゃないよ。好きだよ。一生懸命、頑張ったからな。」と握手の手を差し出す。歩み寄る都。と鈴木の手は都の頬に。強烈な張り手一発。吹っ飛ばされる都。「ざまーみろ、ブス!」と鈴木は舌を出してニヤリ。起き上がれない都を尻目に花道を引き揚げていった。

◆時間無制限1本勝負
鈴木みのる〇(1ポイント/持ち点2) vs 松本都×(10ポイント/持ち点14)
(26分24秒、スネグリグリ)

崖のふちプロレス

残った都は息を整えて、ゆっくり話始めた。「悔しい…悔しい。本当に、本当に頑張ってきて、何も通用しなかった。でも私はアイスリボンのみんながいて、いっぱい迷惑かけて、ここまでこれたんだと思います。」と語り、リングにアイスリボンの選手を上げ、みんなで「負けないで」を歌い、エンディングと思われたが、再びマイクを手にした都は、なんと鈴木との再々戦をぶち上げた。「鈴木みのる、もう一回やらせてください!今日みたいな一日も受け止めて、糧にして登って行かなくてはいけないと思っています。(この借りは)崖のふちの後楽園ホールで取り返したいと思います!絶対、次こそは…鈴木みのるを…もっと笑わせたいと思います!みのる!後楽園ホールで、この続きやらせろ!」常に崖っぷちに立っている女はしつこく、執念深い。鈴木みのるとの3度目の戦いへ、松本都が再び動き出す!

崖のふちプロレス