さて
有志が何人か集まり
どうしたら良いのか
どうしたいのか
話し合った


まず本音をいえば
子供たちの大好きな園で
卒園まで過ごしたい

大好きな
先生たちにもやめて欲しくない


先生たちも
卒園まで見届けたい
そう言ってくれていたはず


だからこそ今回
全員揃って
辞めることを決めたなりの
それなりの理由が絶対あるはず


もし、、、、、、、

もし少しでも希望があるのなら
やめないでくださいって
お願いしようか?

全園児の保護者にも声をかけて
みんなで嘆願してみようか?

思い思いにつぶやいた


でも

色々な考えの人もいる中で
嘆願を呼びかけるのはリスクがある
(ごく稀にだが園長派もいるのだ)
嘆願する前に潰されてしまう
そんな可能性すらある
(実際過去にはあったらしい)
それに気持ちを強要するようで
なんとなくそれは違うかな、、、
とか

それに
先生には先生の人生もあるよね
それぞれの選んだことを尊重したいし
苦しい判断をしなければならなかった
先生方をますます困らせてしまうかな、、、
、、、、、、、、、、、


などと

色々なことを考えたけど、、、


最後には

先生方に
感謝は伝えたいよね

ということになった


何も本当のところはわからないけれど
こんな混沌とした数年間
先生たちも大変だった中で
毎日毎日 子供たちの
幼稚園生活が楽しく送れるように
笑顔で接してくれていたのは
事実なのだ


そして
その先生たちと
閉園が決まるその日まで
伝えたいことも伝えられず
聞きたいことも聞けない
ギクシャクした日々を送るのが
つらいのだ

退職理由を詮索する気もないし
文句を言うつもりもない

ただ
この触れてはいけないトピックが
保護者と先生の間に
厚い壁としてあり
モヤモヤした思いを抱えたまま
過ごすのはもういやだ


閉園は免れないかもしれない
でも
この壁さえ取れれば
それぞれが前向きに
進んでいけるのではなかろうか


転園にしろ卒園にしろ
最後の日に
ありがとう!と言って
清々しい気持ちで園を去りたい

そう思うようになっていきました。