実家のすぐ近くに、有松絞りで有名な有松という街がありまして、
帰省したついでに母と観光がてら行ってきました。
すぐ近所なのに、行ったことありませんでした(^-^;)
有松絞りとは400年続く日本伝統の染色技術で、
絞りの８割以上がここ有松で生産されているといいます。
実は、先日テレビ東京の『世界を変える100人の日本人』を見て、
有松絞りの伝統技術を守り続ける竹田嘉兵衛さんという方に感銘を受け、
市の文化財にも指定されている竹田嘉兵衛商店を訪ねたというわけ(笑)
実際行ってみると、とても情緒あふれる街で…
旧東海道の街並みは保存地区に指定されていて、なんともステキ！
なんと！８代目竹田嘉兵衛さんにお会いすることができ、
興味深いお話を沢山伺うことができました。
広々としたお屋敷と、美しい中庭。
近頃…せわしなく動き回っていた私に、
既に深まっていた秋を感じさせてくれました。
あ、もう冬か…
徳川家茂も訪れたというお茶室では、
お茶を頂きながら、日本人が忘れつつある伝統や文化…
その大切さについて、お話を聞きながら考えさせられました。
割と日頃から着物を着たり、時代劇やったりしてる割には、
まだまだまだまだまだまだ知らないことが多すぎて。
これでも大学では日本文化を専攻した者として、
もっともっと広く深く学ばなくちゃな…
と感じた名古屋の秋でございました。
