わたしの3ヶ月。 | 松本まりかオフィシャルブログ

わたしの3ヶ月。

千穐楽を迎えて。

まだ明日も舞台に立っているんじゃないかという気持ちの中、これを書いているので上手く言葉に出来るか分からないけれど、今思えることを。


頭も体も心も自分のすべてをこのステージにかけて走り続けた3ヶ月でした。ほんとにこれだけを見つめてきた3ヶ月。尊敬すべき共演者、スタッフについていかなきゃ、と立ち止まったらダメだ!

常に前を見なきゃと必死で、常に考えてもがいて途中から分からなくなって落ち込んで、出来なくて悔しかったり、でも出来たときは嬉しくて笑ったり、カンパニーの言葉や行動に感動して泣いたり・・・と、毎日81回も同じことをするのに驚くほど毎日変わっていった。その変化に自分で気付けるほど、めまぐるしくて他に目を向けることなんてない、というより他に何もいらなかった。それだけ充実した日々だった。

ほんとに言いたい伝えたいことはたくさんあるんだけど、まだうまく言葉にできそうにないので、細かいおもしろ話はまた後ほど沢山話そうかな音譜

いっぱいあるぞ~。笑える話から感動話まで。とりあえず気持ちを落ち着けてからね。


そう、千穐楽の挨拶で私何を話したか覚えてなくて。たくさんたくさん伝えたいと思うことはあるのにそれを簡潔に一言でと思うとどんな言葉も軽くなってしまう気がして。最後だからって舞台上でリカという役を外れて素の自分になったとしても絶対泣くもんかとこの舞台で私が学んだこと感じたことをちゃんとここにいるお客さんに伝えなきゃいけないんだと必死にこらえたつもりですが、うまく喋れなくてごめんなさい。だけどあの時、話したことは全てほんとの気持ちです。ただひとつ覚えているのは、座長さんのことを「光一さん」と言おうとしたところ、「光一しゃん」と言ってしまったようで・・・どうもすみませんでした。でもその時にお客さんがすごく笑ってくれてフォローしてくれて、その温かさに私はものすごく救われたのも覚えています。ほんとにありがとう。


11月頭のオーディションから2月末の千穐楽まで光一さんを始め、キャスト、スタッフの皆さん、観にきてくれたお客様、いつも私を応援してくれているファンの方々、このSHOCKに携わって支えてくださった皆様、ほんとにほんとにどうもありがとうございました。この素晴らしい作品と素晴らしい人達に出会えたことが私の一番の宝物です。


どうもありがとう。