☆梅雨どきはジュクジュクと汁が滲む　痒い

こんにちは、松本比菜（まつもとひさ）です。

いよいよ、梅雨が近付いてきました！

温度も結構上がってますね。

「空中の湿度（外湿といいます）」が多ければ、当然、「身体の中の余分な『水っぽい何か』（内湿といいます）」もがぜん勢いづいちゃいます。

ということで、そろそろ日本全土で、

「ジクジクと汁が滲む」

が増えていきます。

最終的に、アトピーでも慢性湿疹でも、治ってしまえば、気候の影響で悪化したりはしないのですが。

まだ治りきっていない部分を持っているひとは、この季節、しばらく乾いてた部分からも汁が出たり、プツプツが増えたりしてますよね。

こんなときの対処法としては、「利湿」の漢方薬を使います。

外湿に触発されて活発になっちゃった内湿を、尿から追い出す処方ですね。

もちろん、皮膚の構造を破壊しつつ（炎症をおこしつつ）皮膚へとやってくるのが内湿ですから、炎症（＝毒）を鎮める処方も必要です。

また、梅雨どきどこに負担がかかるって、やっぱり「胃腸（＝脾胃）」ですので、ここが弱点の方はフォローします。

でないと、毎日食べたものが、どんどん内湿に変わってしまいますのでね。

普段あまり症状が辛くなくなって油断してた……なんて方は、やっぱり治しきってスッキリされることをお勧めしたいです。

「まつもと漢方堂」のご相談者さまも、そろそろジュクジュクしたりプツプツできたりしやすくなりますので、その他の悪化要因（食べもの・睡眠・ストレス……）をなるべく小さくしてしのごうという話題がよく出てます。

適切に内湿を（場合によっては外湿も）追い出すお手当の強化で乗り切れますので！

ご相談日がまだ先でも、今日の記事で述べたような症状が出ていたら、遠慮なくご連絡くださいね。

皮膚の破壊を最小限に食い止めて、回復を邪魔されないようにしましょう！

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