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☆新年を祝う気持ち
こんにちは、まつもとです。
昨日23日は「旧正月」でした。
昔の暦(こよみ)のお正月。
農業をするには、昔の暦の方が、何かと都合がよかったといいます。
日本ではもう使われなくなりましたが、今でもひとびとの暮らしには、旧暦が生きている地方もあります。
中国もそのひとつ。
ヨーロッパでは、クリスマス休暇が年末年始休暇を兼ねるように、中国では、旧暦のお正月には休みを取って、大家族が集まります。
日本の年越しには、おそばを食べますよね。
どうしてか、みなさん、ご存じですか?
そば=麺。
麺=長い。
長いものを、年の変わり目に食べることで、前の年を新しい年に「切れ目なく」つなげる。
新しくやってくる年も、去年までの暮らしが途切れず続きますように。
そんな願いをこめて、長いものを食べているのです。
面白いですね。
中国では、年越しには各家庭で餃子を作ります。
餃子の皮は、小麦粉をこねて作ります。
こねた粉は、棒状にして、適当なサイズに切り分けてから伸ばすのですが、この「年越し餃子」のときだけは、手でちぎり刃物を使いません。
わたしたちが長いものを食べて「続く」ことを願うように、彼らも刃物で「切る」ことを避ける発想なのです。
また、お年寄りの長寿を祝うときに彼らが食べる麺は、「伸ばして切る」ことをせず、ひたすら手で伸ばして長~い麺にします。
これもやはり「切る」ことを避ける風習ですね。
また、餃子には、それ以外の願いもこめられています。
今日、そんな「年越し餃子」の願い・意味を紹介してくださっている記事を拝見しました。
「へ~」
と感じてくださった方、よろしかったらぜひご覧になってください。
東アジアに住むわたしたちは、深いところで、共有する思想を持っています。
だから余計に、差が際立つとも言えるのでしょうね(^^ゞ
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