Honda CBR1000RR-SP(SC77)
~純正電子制御式オーリンズフロントフォーク オーバーホール~
今回は Honda CBR1000RR-SP(SC77) の電子制御式オーリンズ製フロントフォークに、
オイル漏れ が発生したためオーバーホールのご依頼です。
走行距離は20,000kmを超えたところで、ちょうどメンテナンスに適したタイミング。
電子制御フォークは構造が複雑なため、定期的な点検がとても重要です。
🔧 取り外し作業
まずは車体からカウル類、フロントホイールを外し、
フロントフォークを車両から取り外します。
電子制御式のため配線の取り扱いにも注意しながら、丁寧に作業を進めます。
⚙️ 分解・洗浄
オイル漏れを起こしているフォークを分解していくと、
内部のフォークオイルはしっかり汚れている状態でした。
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アウターチューブ
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インナーチューブ
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電子制御カートリッジ
それぞれを完全に分解し、汚れや付着物を落として洗浄します。
特にインナーチューブの取付け部は、
ネジロック剤の残りや水分の浸入で錆びていることが多い部分。
ダイスを使ってネジ部を丁寧に整え、正常な状態へ戻します。
カートリッジ内部も分解し、
シムの状態を一枚ずつチェックしながら洗浄 していきます。
🧩 組み立て
アウターチューブ側の
メタル・オイルシール・ダストシールはすべて新品に交換。
フォークオイルを注入し、エア抜きを行ってから
10分ほど放置してオイルを落ち着かせ、
規定値に合わせて油面調整を行います。
最後にスプリング・カートリッジを組み上げ、フォークを完成させます。
🏁 車体へ取り付け・完了
完成したフォークを車両に戻し、
カウル類を復元してからバッテリーを接続し動作チェック。
電子制御系のエラーも出ず、正常に作動していることを確認して作業終了です。
✨ ご依頼ありがとうございました!
20,000km前後は電子制御フォークのオーバーホールに最適なタイミング。
CBR1000RR-SP本来のしなやかさと安定感を、これからも長く楽しんでいただけると思います。
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