本日は、令和5年度久御山町戦没者追悼式が久御山町役場5階コンベンションホールにて、開催されましたので出席させていただきました。
今年で戦後78年が経ち、228柱の追悼が行われました。
第一部では、追悼式典が行われました。
副町長の開式の挨拶の後、町長が式辞を述べられ、出席者全員で黙祷を捧げました。
その後、京都府知事代理として京都府山城広域振興局長、私も久御山町議会議長として、追悼の言葉を述べさせていただきました。
遺族代表の皆様が追悼の言葉を述べられ、全員で献花を行いました。
最後に、遺族会会長がお礼を述べられました。
第二部では、戦争の記憶を紡ぐビデオ上映と朗読会が開催されました。
内容は、
◯旧京都飛行場第4期訓練生の石本登志夫さんの対談録画上映
◯久御山町戦没者遺族が書き記した手記の朗読
です。
今回のビデオ上映を拝見し、石本さんは、自然が起こす大災害は防ぎようが無いが、戦争は止めることが出来る。相手が挑発してきても乗らずに、話し合いをすることで、戦争をおこさない。
巻き込まれないように、『足るを知る。』の精神が必要。と言われていました。
※足るを知る・・・身分相応の満足を知ること。身分という言葉を聞くと、社会的な地位を連想するかもしれませんが、このことわざでは自分の置かれた立場や今の状況などを指しています。
朗読を聞かせていただき、戦地で戦われた方も怖いし、辛かったと思いますが、残された方もそれ以上に、辛く悲しい人生を送られているということを改めて認識しました。
やはり、無駄に傷つけ合う戦争は、無くさなければならないと改めて実感致しました。
今回、ご準備いただきました関係者の皆さま、ありがとうございました。