昨日は、第60回指導者研修会(令和元年度城陽・久御山PTA連絡協議会 久御山町PTA連絡協議会〈共催〉)が、城陽市福祉センターで行われましたので、出席させていただきました。

今回は、「人とのつながりを大切にしたPTA活動」というテーマで行われ、演題は「LGBTの現実と未来~性的マイノリティを生きて思うこと~」で、中尾勇守(なかおゆいま)氏 ラジオパーソナリティー、LGBT講師)の講演が行われました。

まずは、皆さんに質問をされ生活をする様々な場面で、マイノリティ(少数派)、マジョリティ(多数派)というものがあるということをわかってもらいたいことを言われていました。
例えば、朝食でパンかご飯を食べるかでも、マイノリティが発生するということです。

又、用語について説明をしていただきました。
L(レズビアン)・・・女性として女性を好きになる。
G(ゲイ)・・・男性として男性を好きになる。
B(バイセクシャル)・・・男性と女性を好きになる。
T(トランスジェンダー)・・・性別を変えたり、変えようとする人のこと。
で、セクシャルマイノリティ(性的少数者)の総称の一つです。

○世の中には、男尊女卑的な考え方が、埋め込まれていることも認めながら、考え、行動することも重要。
○中尾さんは女性としてお生まれになりましたが、男性として生きて行けることで、男性になったというよりも「自分」になれた。
○トイレに行きたくないので、水をの飲まない時もあった
○誰もが持っている「人権」を守ることがゴール
○本人を変えるのではなく、周りのメートル目を変える
○周りの人は何をしたら良いのか?疑わない、放置しない
○無知からくる差別をなくす。まずは、多様性を学べる環境を
○被害者を無くすためではなく、加害者を無くすため
わかりやすく、笑いも混ぜながら説明していただきました。










中尾さんは、自分でも言われていましたが、家族や周囲の方に、すごく理解していただけたので、明るく活動されていますが、世の中には、自分一人で悩み、苦しんでおられる方がいることも、理解することが出来ました。
又、こういった研修会をしなくても、皆さんに理解され、自然に接することが出来る世の中になることが、理想であると感じました。

講師の先生、又、ご準備いただきました、PTAの皆様、ありがとうございました🙇