先日の10月27日に、令和元年度 第60回京都府PTA研究大会綴喜大会が、京田辺市で行われましたので、出席させていただきました。私たちは、全体会も分科会も田辺中央体育館で行われました。

私は、朝から佐山校区総合防災訓練がありましたので、オープニングのKDSC「チアリーディング」(ラブリーエンジェルス)の観覧や、開会式・表彰式に出席することは出来ませんでしたが、講演は、初めから拝聴することが出来ました。

『いのちの大切さ~大人がもっと夢を語ろう~』という演題で、小西 博之 さん(俳優)による講演でありました。
私は、今までパワースポットという所に行ったことは無いのですが、パワースポットと言えるくらい素晴らしい講演、素晴らしい空間に参加させていただきました。


内容は、
・小学校や中学校での、素晴らしい先生との出会い。
・大学まで野球を続けられたこと。
・萩本欽一さんとの出会い。萩本さんの人柄。

そして、2005年、腎臓がんの大手術を行い奇跡的に完治されました。理由は、癌と闘うのではなく、受け入れたおかげて、前向きに生きることの大切さと全ての人々に感謝の心を学ぶことができたそうです。

又、子どもの頃からウルトラマンの隊長に、なることが夢であったが、その願いが叶ったことも話されていました。
その隊長時代に、難病の子どもたちにヒーローから元気を与えてあげてほしいということで、みなさんに会いに行ったそうです。その時の状況が自分のイメージとあまりにもかけ離れていたこと、子ども達の状態を見て、最後まで涙を堪えたことを、涙ながらに、話されていました。

自分の闘病も含めて、色々な体験をされたことにより、命の大切さを改めて感じられたそうです。
講演中も、「死んだらあかん。生きなあかん。」という言葉を何回も言われていました。

家庭でも、子ども達が学校に行くときに「生きて帰ってこいよ。」、帰ってきたら「よく、生きて帰ってきた。」と、声を掛けてあげてください。と言われていました。
日常生活では、何を言うてるんや、って笑われるかもしれませんが、そこやと思います。
世の中、何が起こるかわかりません。その時、その時を一生懸命に生きているからこそ、そういった言葉を掛けらえるのかも知れません。

人間苦しいことや悲しいことも多くありますが、死んだら終わりです。常に一生懸命に生きることが大切です。

又、各自治体の教育委員会や学校には、いじめに対するマニュアルがあります。それよりも大事なものは、命のマニュアルです。命の大事さがわかれば、いじめる方もいじめないし、いじめらる方も自殺なんて絶対しないと言われていました。

他にも、演題にあるように「大人がもっと夢を語ろう」ということも言われていました。
世の中では、国の偉い人が、責任をとって自殺したり、又、大人が様々な犯罪をおこしています。それを見て育っている子ども達は、解決出来ない問題がでてくれば、いざとなればそうすればいいと考えてしまいます。子ども達にそういった情報を見せないためにも、そういった情報を流さないよう、マスコミにもお願いしていると言われていました。そんな中、家庭では子ども達に、将来の夢を聞くのではなく、お父さん、お母さんは、子ども達に、自分の夢を語り、実現に向けて取り組む中で、喜んだり、笑っている姿を子ども達に見せてあげることで、子ども達に、夢を持たせることが出来るとも言われていました。

終盤には、「いのちのうた」の元になった作文の映像も見せていただきました。
https://youtu.be/iIj5N3TImcA
彼女は、幼いときに、両親を亡くされました。
最後には、手話を交えて
「いのちのうた」を歌っていただきました。

お昼からは、分科会に別れての取り組みとなりました。私たち佐山小PTAは、第7分科会で、演題『つながりから考えよう子どもの未来』で、岩室 紳也 さん(ヘルスプロモーション推進センター代表)の講演を聞かせていただきました。
・人には、良くも悪くも居場所が大切。
・私たちは、何ですか?人では、ありません。人と、人との間で育つ、「人間」です。だから、人とつながり、居場所が必要。
等、人のつながりの大切さをお話していただきました。

本当に、いのちの大切さを感じましたし、もっともっと、居場所を作ることで人と人とのつながりが持て、つながりを持つことで、自分も含めて、周りの人のいのちも大切にしなければならないと感じました。
本日は、講演いただきました皆さん、又、貴重なお時間を、作っていただきました、関係者の皆さん。本当にありがとうございました🙇