昨日、午後7時から、ふれあい交流館 ゆうホール(3F ミーティングルーム)で、久御山町の水道料金値上げに伴う住民・企業等説明会が開催されましたので、傍聴致しました。昨日は、約40名のご参加がありました。

内容は、
1.水道事業の現状と課題
 給水原価(178.86円/m3)、供給単価(146.77円/m3)、給水人口と有収水量の推移、有収水量と給水収益の現状も踏まえて、
 平成30年度決算では、昭和43年の事業開始以来、初めて欠損金(赤字)を計上する見込みとなっており、久御山町水道事業の経営はかなり逼迫した状況です。

2.久御山町水道事業経営戦略
 経営戦略とは
 これまでの主な経営健全化の取組
 水道事業検討委員会での検討
 経営目標、投資計画、収支計画

3.水道料金の改訂
 水道事業検討委員会での検討結果(提言)として、

○料金改定率
 平均改定率を24%とする。

○料金体系
 現在の用途別料金体系から、口径により基本料金に差を付ける口径別料金体系へと移行することが望ましい。

○基本水量
 廃止することが望ましい。

○基本料金
 基本料金への配分強化を図ることが望ましい。

○実施時期
 できる限り早期に実施することが望ましい。

以上について、詳しく説明が行われました。
住民の皆さんや企業の方から、
・もっと早くに把握出来なかったのか。
・企業債の利率はどうか。
・五年後は、どのような状態なのか。
・人口減少により、一人一人の負担が増えるのでは。
・府営水への建設負担金は予想以上に上がらないのか。
・20年後、30年後は、もっと負担が増えるのでは。
・固定資産で、要らないものを処分すれば。

等の質問、意見が出されました。

本日も今、水道料金の改訂について住民・企業説明会が開催されます。

8月29日(木) 19:00~21:00
久御山町役場(5F 会議室51)で、行われますので、是非、皆さんご参加下さい🙇