

松稔の芸能裏話(59) お笑いスター誕生三度目の正直優勝!?
僕らにとって三度目のサバイバルシリーズ!
やっとコツが掴めて来たような感じがする。
いつも1回戦、2回戦は高得点だが、3回戦やや得点が下がる。
そして決勝が満足の行く内容にならない。
そこで今回は決勝の為に、いいネタを温存させて1回戦、2回戦は手を抜いて3回戦、決勝に力を入れるようにした。
それでもシリーズが始まると力が入ってしまう。
1回戦、2回戦、3回戦ともトップで決勝に進んだ、今回こそは順調に運んだ。
誰もが松竹梅の優勝を信じた。
僕らも自信があった。ただ問題なのがこの決勝のシリーズの期間に唄啓劇団の巡業が入った事だ。
これは町田を皮切りに四国・九州を一ヶ月間公演するのだ。
この仕事は、お笑いスター誕生の審査員の唄子・啓助師匠から、直接貰った仕事だった。
これもお笑いスター誕生に出たお陰だ。
一人五役で台詞や殺陣の稽古もあったので思ったよりきつかった。
決勝のネタは三人の妊婦が病院の待合室でお産についてのコントだった。
竹・梅がベテランの妊婦で松は初めてのお産。
そこで竹と梅が松にお産について色々教える。
元気な赤ちゃんを産むためには、妊婦体操・呼吸の仕方などをお産の本を参考に作った。
妊婦体操は唄啓劇団のフィナーレのとき全員で踊る、盆踊りのようなものをそのまま踊った。
これには唄・啓師匠も大笑いして喜んでくれた。
三人で話している内に竹が急に産気づき、上手にハケル。
陰の声で「生まれる〜」と絶叫して『スッポン』と効果音を入れて、すぐ竹が赤ちゃんを抱いて来る。
梅・松が赤ちゃんを見ながら話をしていると、今度は梅が産気づき、上手にハケル。
「生まれる〜」と絶叫して『スッポン』と効果音があって梅ちゃんが出て来る。
このスッポンの効果音で大爆笑。
最後に松が産気づいて上手にハケル。
「生まれる〜〜〜〜〜」二人より激しい絶叫で『スッポン』と効果音。
その後『スッポン・スッポン・スッポン・スッポン・スッポン』と効果音が流れて、
松の体にダッコちゃんを6個付けて出て来る。
(大爆笑)竹と梅が「誰の子」
松「情けのうて、情けのうて、父親がわ〜からん」過去2回の決勝は満足の
行く内容じゃなったが、今回は大爆笑のうちに終ったので優勝を確信した。
何故なら、僕等は3番目の出演で先に出た2組よりはるかに受けていた。
残る1組はウッチャンナンチャンだけだった。
彼等は過去2回決勝までは来るがいつも僕等より下だったので、安心していた。
楽屋で三人が100万貰ったら何すると相談していた。
それくらい余裕があった。しかし会場の笑い声が徐々に大きくなって来た。
心配になって舞台の袖に見に行った。
いつもより受けている、テンポも間も上手くなっている。
何かが乗り移ったくらい変わってしまった。
今回に限ってそんな急に上手くならなくてもいいのに!?
僕らが大爆笑だとすれば、ウッチャンナンチャンは超大爆笑だった。
いつもの決勝はあまり盛り上がらなかったが、今回の決勝はまれに見る戦いだった。
結果ウッチャンナンチャンの優勝で僕等は準優勝に終った。
全然眼中にない彼等に負けたのは、それだけ急成長したと言う事だ。
でも敗れて悔いのない戦いだった。
それからウッチャンナンチャンとは良いライバルになった。
一時人気が落ちかかっていた、お笑いスター誕生も今回の決勝では後楽園ホールが超満員になった。
次回こそは松竹梅の優勝だ!と思ったが、急遽番組打ち切り!になった。
★電子書籍が発売になりました!kindleから500円です。
お陰様で沢山の方に読んで頂いております。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M0DDN8K
Amazonから紙の本も出版しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B076W3MTTY/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_onh-zbAV8KESD