いわゆる町の蕎麦屋さんで、出前中心のお店。
うちは、ほとんど出前をとらないのと、この店の味ももう30年くらい知らない。
でも、お昼時だったので1人で、フラッと入ってみた。
好みの鴨せいろを注文し、待っている間のこと。
お運びは初老の女の人、作り手はそれより少し若い男性。
厨房で男性が大きな声を出して何か指示している。
初老の女性は確かに動きがゆっくりだが、蕎麦の出来上がりを待つ私にも聞こえるくらいでした。
蕎麦が来た。
お盆もビシャビシャです。
鴨汁も醤油辛く、くどい。
蕎麦湯が運ばれてきたが、鴨汁の量が多すぎるのでこれに蕎麦湯をどんだけ入れれば飲めるのか??
女性を呼んで空の蕎麦猪口をいただき、鴨汁をそこに入れてから蕎麦湯で割って飲んだ。
何が言いたいかというと、
全て心がこもってないということ。
心を込めるという私の感覚では、
調理に心を込めるのは食べてくれる人により美味しい、幸せな気持ちになってもらうよう、工夫して吟味して。
お店を営業するのに心を込めるのはお金を払っていただく、お客様に満足していただき、気持ちよく帰っていただく、そしてまたこの店に来たいなと思っていただけるために清潔に丁寧に接客する。
そして、店で働く人に心を込めるのはお店の向上のために、全てはお客様のためにみんなで頑張るため。
少し歳をとった従業員には出来ることをその人のできる限りで頑張ってもらうとか。。
なんで40年も続いているのか??
別にお店の評価とかしたいわけではないのですが、
いろんな事が不快に思えたのと、
自分でもこういうことが無いように日々お仕事を正直に丁寧にしていこうとまた思えたことでした。。。
はぁー。
それでは、またね。