MAYUに引き続きアルバム「BRIGHT NEW WORLD」の衣装でポーズをとるmanakaです。

こちらもModel Pressさんに掲載された画像を参考に描かせていただきました。

MAYUが手のひらで頬を支えていたのに対し、manakaは両腕の指の付け根に頬をのせてカメラに収まっています。

このように指などが顔のどこかに触れていると、そこにへこみや影などが出来て、イラストを描くとき立体感を表現しやすくなります。

manakaでも指の第一関節と頬の間に影が生じてますので、立体感や頬の厚み・柔らかさなどが伝わるよう丁寧に描きあげました。

 

◇以下に途中経過の様子を掲載します。

 

①顔、腕などをピンク系と薄いブラウン系で、髪は緑と赤を薄く塗りベースを作ります。全体に薄く塗り上げた後、一番重要な眼の形を決めます。色は柔らかめのブラウンです。

 

②眼を決めた後更に肌を濃く塗り重ねていきます。顔は色の濃淡や筆の向きで立体感を少しずつ出していきます。その後眼、鼻、口をしっかりはっきり描きます。ここで顔がほぼ決まりますので、一番緊張する部分です。

 

③髪の毛をブラウンでひと通り塗りつぶします。前もって緑と赤をベースに塗っていますので、このベースの部分がブラウンから透かされて艶となって浮き上がってきます。この当たりも色鉛筆の不思議で面白い点です。

 

④最初に塗ったブラウンより更に濃いブラウンを重ねました。この段階で特に緑が髪の艶として浮き上がってきました。更に耳飾りにも着色を始めました。

 

⑤髪に更に暗いネイビーや濃いあずき色などを重ねて元画像に近づくよう仕上げてきてます。ブレスレットは金色の金具に真珠(かな?)がいくつかあしらわれたシンプルなものですが、真珠の微妙な色合い、輝きを表現することに苦心しました。また、一番上に羽織っている衣装が半透明でこれも透けて見える素肌や下の衣装の表現に苦労しました。