ラーメンストーリー2 | 松倉信太郎オフィシャルブログ「K-1 甲子園 2009 ・ Krush Youth GP -70kg Champion」Powered by Ameba

ラーメンストーリー2

月日が経ち僕は試合を終えた





試合に負けた事や減量がない事から、いつしか仙川の温泉に行かなくなりラーメン屋さんの前を通らなくなった





毎日をたんたんと過ごしていた





そんなある日に僕はトータルワークアウトに行って来た





白川さんにパーソナルやクラスのやり方を教わった






そして帰りに白川さんは僕にこう言った





松倉、







送って行くで





この時ぼくは






この先ぼくを待ち受けている運命のいたずらを知る由も無かった






バイクに白川さんがまたがった





その刹那…






白川さんが口を開いた






松倉このあとはどういう予定や?と





僕はご飯を食べるだけだけですと言った






そのとき






そのとき、歴史が動いた





じゃ一緒に飯食おうや!!






前言ってたラーメン屋さんに行こう





僕は言葉を失った






まさに絶句というやつだ





覚えてたんだ…





感動のあまり涙腺が緩みそうになった






しかし、このとき僕は知る由も無かった





この後風で目がカピカピに乾く事を






そのため急いで涙腺を締めた







僕は白川さんのバイクにまたがった





バイクは冷たい夜風を切り裂いていった





そんな僕は凍えるような寒さだかなんだか心地よさすら感じていた





なぜだかはわからない






わからないが、心地よかった




続く