ここ数年、ブログの更新が半年に一度程度。

 

現在学生なので、どうしても学校が休みの時期じゃないと文章を書く余裕が持てないため、こんなペースになっています。

本当は今も試験が近いのでブログなんて投稿してる余裕はないんだけど、最低でも半年に1回くらいは投稿しておこうと思ってやってます。

 

 

 

 

先日、少年院のインターンシップに行ってきました。

少年院のインターンではとても有意義な体験ができました。

 

Youtubeチャンネル「犯罪学教室のかなえ先生」や大学の教科書で、少年犯罪や少年院に関する事前知識をある程度得てから行ったものの、実際に少年たちを見てより現実味が増しました。

 

少年たちは、ぱっと見どこにでもいそうな地味で大人しそうな子たちでした。

(私が訪問した施設は、ある意味【大人しい子】が集められている場所だったせいもあると思います。)

 

基本的に感情表現の少なめな子が多かったです。

感情表現が少なかったのは私語厳禁だからという理由もあるでしょうが、つっかえつっかえ話すような話下手な子も見られました。

 

さすがに、彼らがそれぞれどんな理由で少年院に入ってきたのかは知らされませんでしたが、授業中はずっと少年たちを観察しながら「この子はいったい何をしたんだろう…」と想像を膨らませたりしていました。

 

法務教官の方いわく「少年院には、経済的にも情緒的にも安定した家庭で育ったような子はまず入ってこない。入ってくる子は必ず何かしらの問題を抱えている。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

特に女子は、これまでの家庭環境等でかなり悲惨な目にあっているパターンが多いそうです。

 

そして少年たちは、大人に対する不信感がかなり強いようです。

 

 

 

 

今回私が少年院のインターンシップに応募したのは「自分も周りの環境がもっと劣悪だったら、何かしらの犯罪をして少年院行きになっていたかもしれない」という気持ちがあったからでした。

犯罪を犯さずに済んでる身としては、少年たちのことがあまり他人事にも思えません。

 

私の家の中は決して居心地がいいものではなかったですが、たまたま家の目の前に児童館があったおかげで、毎日遊べる場所と様々な年齢の友達と、一緒に遊んでくれる大人を確保できていたことは運が良かったように感じます。

あれがなければ今頃どんな人間になっていたかを想像すると、ちょっと恐ろしくなりますね…。

環境要因だけで非行や犯罪行為が決定づけられるものではありませんが、やはり大事な要素の一つだと思います。

 

 

 

 

と、いうことで、来年は公務員試験を受けてみるつもりなので、更新は多分2024年6月以降になるかと思います。

このブログを毎回読んでくださっている方がどのくらいいらっしゃるのかはよくわかりませんが、気が向いたらお付き合いくださいませ。

 

試験、大丈夫かなぁ…💦