私の家は日蓮正宗を信仰していました。

父方祖父方の祖母から始まり、私は四世です。恐らく結婚の際に父は母を折伏し、私も3歳くらいの頃に入信させられていました。

私がいたところは、ちょっと前に二世信者の方の著書や仰天ニュースで話題になったエホバほど過激ではなかったですが、一神教という点では同じようなものでした。

「他宗教は全て邪教、自分たちこそ正義」

「全ての災害や不幸の元凶は、全てこの邪教がもたらしている」

「世界平和のために、必ずや折伏(説得して入信させること)を成就させなければならない」



はい。
多分「自分、無宗教です」って人からみたら充分アブナイ宗教に見えることでしょう(笑)


まぁ、日蓮さんって浄土宗が流行っていたご時世に
「災害や飢饉は人々が念仏を唱えてるせいだ。本当に人々を救うのはただ一つ法華経のみ。法華経を持って政を行うべきだ」
というような手紙を鎌倉幕府に出しちゃうような人だったらしいですが、この21世紀現代においてもその考えを忠実に引き継いでるわけですね(^_^;)
その熱量に、子供ながらちょっと引きましたねー。


いつか詳しく書きますが、日蓮系は宗派・教団が幾つにも分かれておりそこそこ複雑。一部の教団同士では揉め事が起こっていて、まさにその揉め事が起こっているところに属していました。
そのため、友達に宗教のことや教団名を言えない(その友達がまさに喧嘩相手の教団に属してる可能性があるため)ことからあまり誰かに詳しく話したことはなく、長いこと自分を抑圧してきたこの信仰のことは、ずっと燻り続けている問題でした。

そんな宗教に関わってきた話を、不定期になるでしょうが、これからちょっとずつブログという形で書いていこうと思います。
意外と無宗教の人で「実はこういう話興味ある」って言う人が何人かいたので、これを機に暴露することにしました。

全部、言っちゃうね。ってやつです。

ご興味がありましたらお付き合いください。




(立正安国論の部分を勘違いしていて記述していたので20190815に修正しました)