自分のことは気づかないけど

他人のことだと気づいたりする。

 

そんなことってないですか?

 

客観的にみて

「あれ、もったいないよなぁ」

と思った先に、

 

ハタと自分に置き換えて

気づいたりする。

 

そんな自分のストックとして

 

身近なことで「勿体無い」と思ったことを

アウトプット、

勿体ないパトロール報告です。

 

 

 

今回は、いつも通る道にあった

洋菓子店、

とくにある生菓子に特化したお店の話。

 

チェーン店じゃなくて、

初めてのオーナー店。

 

そこが、

「今月で閉店します」と

インフォメーションしてました。

 

その言葉にて浮かんだ言葉は、

やっぱりそっか....

美味かったのに残念。

 

ほんと美味しかったのに。

残念だなぁと思ったんです。

 

 

 

遡ること数年前の開店当初。

 

こじんまりした

販売だけに特化したそのお店は、

 

おそらくデザイナーさんが作ったであろう、

商品を模したロゴマークがあって、

 

テーマカラーは、

オレンジと黄色。

 

親しみやすい雰囲気でありつつ

ちゃんと業者さんに依頼して

つくったであろう店構えでした。

 

これは一度食べてみないと、、と思って、

実家に行く時のお土産に。

 

どれにしようかな、と

ショーケースをみてたら

 

ん? ちょっと待った!

 

え?  1個  550円以上するし。

 

た、高っ!

 

通常その生菓子は、

スーパーで150円くらい?

洋菓子店なら、300円くらい?

 

 

1個 600円以上だと

瞬時に高級ケーキと比較したりなんかして。

 

 

でもフルーツのってるし、

600円はするか...

 

ちょっと高い気もするけど

ま、買ってみるか...

と購入しました。

 

 

結果、美味しい。

美味しかったんです。

 

うちの両親、無駄に味にうるさいんですが、

「ほぉ、これは美味しいね。」

「こだわってるね。」

「なるほどね、そのくらい値段もしたんだねぇ。」

 

などという感想。

 

確かに。私も美味しいと思った。

 

価格は高かったけれど

"たまにはいいかな"と思ったんですよね。

そのくらい、美味しいなって思ったんです。

 

 

だがしかし、このお店は、

続かないだろうとも思った。

 

なぜならば。

 

まず、

 

店構えが親しみやすい

=カジュアルなイメージ

 

なのに入ってみたら、

なかなかの価格帯にびっくり。

 

このギャップは、買いづらい。

試されてる感万歳。


 

商品とお店のイメージが一致してないのって、

勿体無いなと思ったんですよね。

 

しかも小さな町だし。

 

 

そのギャップは埋める必要があるし、

これは、

そもそも特化のコンセプト、

出店場所選び等々、

いろんな原因が重なっていると思うけれど、

 

店舗経営しらない私がいうのも

おこがましすぎますが、、

 

結局のところ、

全然こっち(お客さん側)をみてないなぁと

思いました。

 

コンセプト設計と一貫性って

ほんとに大事だなと

思いました。

 

 

加えて、

 

親しみやすい店構えなのに、

映えする商品写真が

たぶんとれると思われるのに、


SNSとかほとんど発信してないし、

していても

ブランディングが一致してないし、

勿体無い、勿体無い、勿体無い。

 

人のことは気づくんですよね。

 

きっと情熱もって立ち上げたと思われ、

どこかで、再起されるといいなぁと思いつつ。

 

 

あくまでも客目線のアウトプット。

誰かの気づきになれば嬉しいです。