静かに現実を動かす賢者のねずみ 見えない自分も現実もどちらも切り捨てずに考える

静かに現実を動かす賢者のねずみ 見えない自分も現実もどちらも切り捨てずに考える

今、ちゃんと頑張っているのに結果が出ないと感じるなら、それは誰かのせいでも自分を責める必要もありません。まだ気づいていない思考の前提が、そっと残っているだけかもしれません。RE:THINKでは、思考をやさしく見直す視点を静かに深掘りしています。

RE:THINK|静かに現実を動かす賢者のネズミ

見えない自分も現実もどちらも切り捨てずに考える

無意識構造の再設計者matsukoです。

 

 

“本当の自分”に戻る時、人は一度しんどくなる。

「自己一致」という言葉を聞くと、

・ポジティブになる
・前向きになる
・明るくなる

そんなイメージを持つ方もいます。

 

 

でも実際は、まったく逆です。

 

■ 自己一致は「気分を上げること」ではない

自己一致とは、

● 「感じていること」
●「考えていること」
●「行動」

が、
つながっていくことです。

 

つまり、

本当は疲れているのに、無理して笑う。

本当は嫌なのに、「大丈夫です」と言う。

本当は苦しいのに、「感謝しなきゃ」と自分を押さえ込む。

 

この状態から、

“本当の感覚”を取り戻していくこと。

それが、自己一致です。

 

 

(子供の場合は、ならない子供もいます。どれだけ自分を抑えてきたのかの程度)
『不登校』改善や、子育てでは、大人と違うことを前提にしてください。成長のプロセスが違います。
依存関係の親子については、
解釈を間違えるため、他で配信します。
 

 

■ だから最初は、不快感が増える

 

ここは、かなり重要です。

 

自己一致を回復する時、

最初に起きるのは、

「楽になる」

ではありません。

 

むしろ、「しんどくなる」ことがあります。

 

なぜなら、

今まで切り離していた感情が、
戻ってくるからです。

 

例えば、

・怒り
・悲しみ
・寂しさ
・恐怖
・疲労感

など。

 

今まで、
頭で抑えていたものが、

身体レベルで、
再接続される。

 

だから最初は、

「なんかしんどい」が増える人もいます。

 

だから、1人でおこなうと途中で

やめてしまう。

 

⚠️お子様を育てる場合は、逆になりますので、大人と同じにしないことは重要です。

 

■ 自己一致を回復する時によく起きる流れ

第1段階

「何も感じない」

 

感情がわからない。

好きも嫌いもわからない。

でも、頭の中だけは忙しい。

第2段階

「なんかしんどい」

理由はわからない。

でも、
違和感が出始める。

 
第3段階

「本当は嫌だった」

ここで初めて、無理していたこと

に気づき始めます。

 
第4段階

怒り・悲しみが出る

今まで押し込めていた感情が、動き始める。

 
第5段階

境界線ができる

・これは嫌
・これは無理
・これは違う

・これは自分ではない

が、少しずつわかる。

 
第6段階

選択に実感が戻る

 

☝️ここでようやく、

 「自分で選んでいる感覚」

が戻ってきます。

 
■ 「頭だけ」では自己一致は難しい

解離が強い人ほど、

 “頭だけ”になりやすいです。

・考える
・分析する
・理解しようとする
・正解を探す

でも、

感情や身体感覚とは、切り離されている。

 

だから、

「理解しているのに苦しい」という状態になる。

 

 

わかってもらえない。

がいつも発動し、わかってもらおうと努力する。

 

 

■ 自己不一致は“小さな無理”の積み重ね

自己不一致は、

突然起きるわけではありません。

・嫌なのに我慢する
・疲れているのに無理する
・本音を飲み込む
・合わせ続ける

この、
“小さなズレ”の積み重ねです。

 

そして、
それが続くと、

「何を感じているかわからない」

状態になっていく。

『体感(心)』が閉じている。

 

■ 自己一致は、安全な関係で育つ

ここも大切です。

自己一致は、

安全な他者との関係

の中で、育ちやすい。

 

逆に、

・否定され続ける
・ジャッジされる
・感情を押さえ込まれる
・本音を否定される

環境では、

自己一致は難しくなります。

 

■ 「本音を全部ぶつける」は違う

ここも、誤解されやすいです。

自己一致=好き放題

ではありません。

 

本音とは、

 “他人に全部ぶつけるもの”

ではなく、

 “自分で認識できていること”

が大切です。

 

例えば、

「私は今、疲れている」

と、
自分でわかっている。

「私は今、食べたくない」

と、

自分でわかっている

 

それだけでも、自己一致は進んでいます。

 

逆に、

本音を認識できていないまま、

「私は大丈夫」
「私は平気」

と言い続ける方が、苦しくなっていく。

 

■ 最後に

自己一致とは、

“理想の自分になること”

ではありません。

「自分と自分が、繋がり直すこと」です。

自分と自分がつながるから、人とも繋がります。

 

そして、

自己一致が進むほど、

・人間関係
・仕事
・子育て
・人生の選択

に、「実感」が戻ってきます。

 

「自分で生きている感じ」

が、少しずつ戻ってくるのです。

 

この「実感」が、生きづらさの本当の正体です。

そして『多幸感』も実感している状態のことを言います。