RE:THINK|静かに現実を動かす賢者のネズミ
見えない自分も現実もどちらも切り捨てずに考える
無意識構造の再設計者matsukoです。
“本当の自分”に戻る時、人は一度しんどくなる。
「自己一致」という言葉を聞くと、
・ポジティブになる
・前向きになる
・明るくなる
そんなイメージを持つ方もいます。
でも実際は、まったく逆です。
■ 自己一致は「気分を上げること」ではない
自己一致とは、
● 「感じていること」
●「考えていること」
●「行動」
が、
つながっていくことです。
つまり、
本当は疲れているのに、無理して笑う。
本当は嫌なのに、「大丈夫です」と言う。
本当は苦しいのに、「感謝しなきゃ」と自分を押さえ込む。
この状態から、
“本当の感覚”を取り戻していくこと。
それが、自己一致です。
■ だから最初は、不快感が増える
ここは、かなり重要です。
自己一致を回復する時、
最初に起きるのは、
「楽になる」
ではありません。
むしろ、「しんどくなる」ことがあります。
なぜなら、
今まで切り離していた感情が、
戻ってくるからです。
例えば、
・怒り
・悲しみ
・寂しさ
・恐怖
・疲労感
など。
今まで、
頭で抑えていたものが、
身体レベルで、
再接続される。
だから最初は、
「なんかしんどい」が増える人もいます。
だから、1人でおこなうと途中で
やめてしまう。
⚠️お子様を育てる場合は、逆になりますので、大人と同じにしないことは重要です。
■ 自己一致を回復する時によく起きる流れ
第1段階
「何も感じない」
感情がわからない。
好きも嫌いもわからない。
でも、頭の中だけは忙しい。
第2段階「なんかしんどい」
理由はわからない。
でも、
違和感が出始める。
「本当は嫌だった」
ここで初めて、無理していたこと
に気づき始めます。
怒り・悲しみが出る
今まで押し込めていた感情が、動き始める。
境界線ができる
・これは嫌
・これは無理
・これは違う
・これは自分ではない
が、少しずつわかる。
選択に実感が戻る
☝️ここでようやく、
「自分で選んでいる感覚」
が戻ってきます。
解離が強い人ほど、
“頭だけ”になりやすいです。
・考える
・分析する
・理解しようとする
・正解を探す
でも、
感情や身体感覚とは、切り離されている。
だから、
「理解しているのに苦しい」という状態になる。
わかってもらえない。
がいつも発動し、わかってもらおうと努力する。
■ 自己不一致は“小さな無理”の積み重ね
自己不一致は、
突然起きるわけではありません。
・嫌なのに我慢する
・疲れているのに無理する
・本音を飲み込む
・合わせ続ける
この、
“小さなズレ”の積み重ねです。
そして、
それが続くと、
「何を感じているかわからない」
状態になっていく。
『体感(心)』が閉じている。
■ 自己一致は、安全な関係で育つ
ここも大切です。
自己一致は、
安全な他者との関係
の中で、育ちやすい。
逆に、
・否定され続ける
・ジャッジされる
・感情を押さえ込まれる
・本音を否定される
環境では、
自己一致は難しくなります。
■ 「本音を全部ぶつける」は違う
ここも、誤解されやすいです。
自己一致=好き放題
ではありません。
本音とは、
“他人に全部ぶつけるもの”
ではなく、
“自分で認識できていること”
が大切です。
例えば、
「私は今、疲れている」
と、
自分でわかっている。
「私は今、食べたくない」
と、
自分でわかっている
それだけでも、自己一致は進んでいます。
逆に、
本音を認識できていないまま、
「私は大丈夫」
「私は平気」
と言い続ける方が、苦しくなっていく。
■ 最後に
自己一致とは、
“理想の自分になること”
ではありません。
「自分と自分が、繋がり直すこと」です。
自分と自分がつながるから、人とも繋がります。
そして、
自己一致が進むほど、
・人間関係
・仕事
・子育て
・人生の選択
に、「実感」が戻ってきます。
「自分で生きている感じ」
が、少しずつ戻ってくるのです。
この「実感」が、生きづらさの本当の正体です。
そして『多幸感』も実感している状態のことを言います。