打ち水で本当に涼しくなるのか?
今年の夏は本当に暑い
8月も、もうすぐ終わるというのに例年にも増して、うだるような暑さが続いています
今日は、訪問先の関係で久しぶりに上着を着用して出掛けましたが、短時間の間、羽織っているだけでヘトヘトになりました
そんな猛暑の折り、今年も全国の至るところで、昔ながらの知恵を復活・普及さすようと 『打ち水大作戦』 のキャンペーンが行なわれたようですが、あれって実際に効果があるんでしょうか
調べてみると…
科学的にも涼しくなるみたいです
「見た目の涼しさ」 だけではなく、水が気化する過程で地面の熱を奪っていくから実際に地表の温度も気温も下がるみたいです
大きな噴水の近くや、芝生のある広場などがコンクリートの上より涼しいのは、噴水の霧状の水や芝生の水分が気化する時に熱を奪っているからだそうです。
実際の気温の引き下げ効果は1~3度で、今年、横浜市が行った打ち水イベントでは地表温度が50度から39まで低下したみたいです
また、気圧の関係で、打ち水をした所から打ち水をしていない場所に向かって空気が流れるため、温度を下げるだけでなく 「そよ風」 も招くため、より涼しく感じるらしいのです。
しかし、この暑さの中ではまさに 『焼け石に水』 で、短時間でまた元の暑さに戻ってしまいます
こうなったら、主要都市の道路の脇に循環式の噴水でも作るしかないのか
いずれにせよ、温暖化現象の余波を身を以て実感する事が最近、多くなってきています