それでは誓いのキスをというお芝居で
一目惚れした役者さん
椎野コウスケさんが
主演をされたという
『いつ、どこで誰になっても』
DROP CINEMA FESTIVALの初日に
観に行ってきました
監督さんの
実体験から創られたお話
コウスケくんの役どころは
不慮の事故で亡くなった緑くん
そして亡くなったあとに
記憶と交換に
神様になる修行をする
ちょびっと落ちこぼれな死神くん
日常でふと
誰もそこにはいないのに
気配を感じたり
動くはずの無い何かが
不自然に動いたりって
ありますよね
緑くんは
優しいご両親想いの
暖かい子
亡くなってすぐに
ぼくは楽しくやってるよって
ご両親に伝えたくて
いたずらするけど届かない
神様になると
言葉が伝えられるから
神様修行をしようとするけど
その前には一回
死神さんにならないといけなくて
死神さんの間は
生きていたときの記憶がなくなっちゃう
なんで死神さんになったかも
わからなくなったときに
緑のおかあさんが
死の淵をさ迷い
死神さんの緑と再会
おかあさんは
緑がわかるけど
緑はおかあさんをわからない
でも次第に
おかあさんと話すうちに
無くしてた記憶の
死神さんに
なった理由を思い出す
親孝行したかったんだって
そして二人の間に芽生える優しい縁
縁ていう字緑に似てる…
ひととき
楽しい時間を過ごして
おかあさんは
三途の川を渡らずに
生き返る
緑が
死んでからも
緑のまんま
楽しく過ごしていることを知って
少し元気になる
周りの人も明るくなる
そしてしばらくして
おかあさんは
立派に成長した死神さんと再会
そして
三途の川を渡り
神様になった緑と一緒に
お父さんに会いに来る
とてもファンタジーな
不思議な世界観の映画
息子さんとの別れを
ふんわりやわらかくあたたかく
伝えてくれる映画でした
こんな風に
黄泉の国があって
生きてる私たちを
面白おかしく
眺めてくれていたらいいなとおもったり
実体験でも
うちはマンションの三階で
あまり虫はこないのに
おっきな蜂が一匹
母が洗濯物を干すとどこからか現れて
周りをプンプン飛び回って
窓があいていても
絶対に入ってこなくて
洗濯物を干し終わると消えるんです
母がふと
おばあちゃんがきてるのかなって
いってたことがあって
その蜂さんは
おばあちゃんになりました
この映画にも
娘さんを見守る蝶々や
お父さんに会いに来た
緑とおかあさんは
ゴキちゃんだったり
だからなんか
蜂もほんとにばあちゃんなのかもって
ふと思い出し笑いをしたりしました
きっと
監督さんの息子さんの蓮くんも
映画見ながら笑ってたんだろうなぁ
哀しい事実を
優しくあたたかく描いてくれた
素敵な映画でした
全然余談なんですが
椎野コウスケさんに
出会ったのは
冒頭に書いたお芝居
それでは誓いのキスをで
彼は
その中の役
『伊崎蓮』て役だったんです
そして
同じ時期
わたしの幸せな結婚て映画に
めちゃめちゃはまってしまい
その主人公の人にも
一目惚れしたんですが
その役者さんは
目黒蓮さん…なんですね
今回の
いつ、どこで誰になっても
タカハシヨシコ監督の息子さんも
なんと、蓮くん…
私としては
なんだかすごく
ご縁を感じました
コウスケくんを通じて出会えた
蓮くん…逢ってみたいなぁ
これからも
みんなを見守ってあげてね
素敵な映画に出会えたことに
感謝します
ありがとうございました