今回は、街頭演説の活動報告について、お話をさせていただきます。

 

みなさんと一緒に社会的課題や政策について考えていくために再開した街頭演説チャレンジですが、今日までに今年98回の実施となりました。

 

 

道端で突然絶叫しはじめるという肝試しを、やっとの想いで毎回クリアしてきました。

 

 

そんな僕のチャレンジに、新たな相棒が登場!

 

 

「変人。」とだけ書かれた、非常にシュールなのぼり旗です。

 

僕は、小さい頃からクセの強めな子どもでした。

 

今の仕事をさせていただく中でも、エキセントリック扱いされることも多く、最近のこのチャレンジについても、政治家の足元を固める組織対策的活動ではなく、効果が目に見えない上に、その効果は非常に限定的だと言われている街頭演説に政治活動の軸足を置く点を大いに批判されています。

 

大いに批判されながらも、僕はブレません。

 

軽くバカにされながらも、頑なに非効率的な行動に固執する僕のことを、変な奴だと言う人がたくさんいます。

 

 

この変人呼ばわり、実は僕にとっては嬉しい言葉です。

 

僕は既存の政治活動のあり方に疑問を感じ、そうではない道を探してきました。

 

僕の姿が変人として映っているのならば、それは、僕の行動が僕の意図と絶妙なハーモニーを奏でている証です。

 

僕だって、ものを考える力は多少、いや、非常にいいものを持っていますので、議員としての立場を守っていくためには、自分の活動方法を変えていく方が好ましいということは認識できています。

 

でも、僕は議員でいるために生きているわけではありません。

 

 

僕は、みんなが笑顔でいられる社会を夢見ていて、その実現のために議員という仕事を選択しているに過ぎません。

 

組織的な背景を持ち、一部の利益を代表する政治家も必要ですが、社会はみんなのものであるということを考えた時、特定のグループに属していない人や、政治的な知識のない人たちを含めた「みんな」のために活動する政治家も必要なはずだと思います。

 

僕は、そういう政治家でありたいです。

 

子どもを含め、社会的弱者とされる方たちへの政策や、地方自治における所得再分配機能を考えていく上で、僕のような立場の政治家はきわめて重要であるという信念を持っています。

 

 

なので、僕は道端に立って、「みんな」に向かって毎日考えや想いを伝えています。

 

そのためには、「みんな」のために何をしてきたかを語ることができなければならないと思いますので、議会ではシビアな議論をしてきたつもりだし、成果も生んできたと自負しています。

 

そして、様々な差別の問題などに代表されるような、「みんな」の認識を深めていくことでしか解決できない社会的課題や、その政策の効果を最大化するためには「みんな」の理解と協力が不可欠なんだという政策などが存在していることに対して、「みんな」で考えていこうよ!と呼びかけることについても、街頭演説は大きな価値を創出できるものだと信じています。

 

下手くそな行動に映っているかもしれないけど、僕は、僕の持つ課題意識にもとづいて、核心にダイレクトにアプローチしています。

 

保身のためではなく、信念を持って、自分の人生を削った大博打を打っているので、「変な人」に見えても、あたたかい目で僕を見て欲しいです。

 

 

ここで、やっと結論に至りますが、そんな僕の想いを詰め込んだのが「変人。」とだけ書かれたのぼり旗です。

 

僕は、「変な人」に見えるかもしれないけど、社会を「変える人」なんだ。

 

そんな僕の想いを表現してみました。

 

松木の人生の削り節、いい味が出るといいな。

 

 

「変人。」のぼり旗を持っての活動初日、たくさんの高校生からただの「変な人」として爆笑されてしまったことを報告させていただき、今回の記事の結びといたします。